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40分焼いたれんこんのステーキ

冷蔵庫の野菜室にれんこんがあったので焼くことにしました。ちなみにれんこんの旬は秋ですが、年中あるといえばあります。ステーキにすると食べごたえがあり、肉や魚がなくても存在感充分の料理になります。

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れんこん、繊維が縦に入っているので、輪切りにしてから焼くのが一般的。

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皮は剥いても剥かなくてもどちらでも食べられるのですが、皮をつけたままだと色が黒くなるので今回は剥きます。皮むき器で剥くのがかんたん。

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最大のコツは分厚く切ることです。今回は2.5cmの厚さにカットしました。分厚く切ることです切ることでキャラメリゼされた表面と内側のほっこりした甘さのコントラストが出ます。

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太白ごま油かサラダ油をしいたフライパンにれんこんを並べ、弱火にかけます。片面20分が目安。

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蓋をして蒸し焼きにします。

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20分経過しました。れんこんは糖分が多いので、焦げ目が比較的早くつきます。もっともガスコンロの火力によっても焦げ目の具合は変わってくるのでそのあたりは適宜調整のこと。

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再び蓋をして、今度は10分焼きます。れんこんの水分が蒸発するにつれてフライパンの表面温度は上昇するので、裏側の方が早く焦げ目がつくからです。

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蓋を外しました。最初に焼いた面が蒸気で湿ってしまっているので、、、

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仕上げに裏返して5分焼きます。これでトータル20分+10分+5分で35分です。

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ここで味付けします。はじめに塩を振ってしまうと水気が出てしまって焦げ目にムラが出たりするので、味付けは最後に。ふつうの塩でもいいのですが、燻製塩を使うとれんこんの土っぽい香りと相まって、味のグレードが上がります。

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塩気はやや控えめに。

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コクを出すために仕上げにとけるタイプのチーズを少量ふりかけて、トースターで3〜4分焼きます。

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正確には39分焼きですが、耐熱皿に移したり、チーズを振ったりとなんやかんやあって、そのあいだに予熱でも火が廻るのでタイトルは40分焼きにしました。チーズの量が多いと、れんこんが負けるので、写真くらいを目安にしてください。火を通すことで持ち味を引き立てていくことが料理の本質。時間はかかりますが、タイマーさえセットしておけば(そして台所から離れなければ)問題はないので、休みの日なんかにのんびりつくってみてください。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!