バラのジャム(試作品)
撮影の仕事で使ったバラの花びら(食用花です)。余った物を持って帰ったのですが、そのまま食べるのにも限界が。冷凍することも考えたのですが、ジャムにしてみることにしました。
きれいですね。ちなみにここから購入しました。農薬不使用のエディブルフラワー。
花びらを計ったところちょうど50gありました。レモン汁大さじ1を振りかけて、手で揉みます。本来は冷凍→解凍して組織を壊すか、砂糖とレモン汁をかけて放置したほうがいいと思います。
一応、出てきたエキスはとりおきました。最終的に加えるレモン汁として使うためです。ジャムの基本は以前、紹介しましたが(杏ジャムの作り方)ポイントは3つ
1 pH2.8〜3.0くらいの酸性にすること
2 糖度を最低50%(理想は60%)まで上げること
3 ペクチンの分解を抑えるために加熱時間は短くすること
でした。
鍋に入れて同量のグラニュー糖(50g)を入れて火にかけます。バラは香りはありますが味がなさそう(というのは誤解だったと後からわかるのですが)白ワインを50cc入れました。
アルコールが飛ぶまでは蓋をせずに加熱。
蓋をして5分、加熱しました。
蓋をあけた状態。きれいな色です。バラの色を移したレモン汁を加えて、完成です。コップテスト(冷水にジャムを一滴落として固まるか確認する)をしたところ、固まりませんでした。どうやら花びらにはペクチンはそれほど多く含まれていないようです。残念。
とはいえ、味はなかなかよくサイダーで割ったり、紅茶に入れてもおいしそうです。以前、菊の花でジャムをつくったことはありますが、バラははじめてだったので、もうちょっとレシピは研究します。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!