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「新しい料理の教科書」発売記念トークイベント&サイン会(ゲスト:有賀薫さん)

3/31日、HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでスープ作家の有賀薫さんとトークイベントをします。日比谷シャンテの3FにあるHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEって、女性のための本屋さんというコンセプトなんですね。それに因みまして、テーマは『男の料理、女の料理』。

イベント参加の申込みはこちらから

申込みは店頭でもできるのですが、noteからも申し込みができるようにグーグルフォームをつくりました。


こちらのグーグルフォームにお名前とメールアドレスを入力し、当日、お店で参加費を支払っていただければ大丈夫です。(noteがgoogleフォームの埋め込みに対応したので、貼り付けてみました)

書店イベントは人が集まってくれなければどうしようもないので(笑)お時間のある方はぜひご参加ください。なにかちょっとしたお土産を用意するつもりです。

『男の料理、女の料理』

有賀さんと話すにはなにがいいのか、を考えた結果、このテーマを設定しました。もちろん今の時代、男と女と区分けすることが乱暴ということは承知していますが、昔『男の料理』って言葉がありましたが、男の料理というのはあのイメージです。

有賀さんは『新しいカテイカ』などのプロジェクトを通して、家庭料理をアップデートされる活動をされていますが、外から見ると男性が置き去り(笑)になっている印象があります。その点についてちょっと聞いてみたいところです。

さて、僕にとって男の料理の代表は丸元淑生先生です。丸元氏にはそのまんま『丸元淑生のシステム料理学―男と女のクッキング8章』という本もあります。丸元さんについて以前、ちらっとnoteに書きましたが、それについて有賀さんの反応がこちら。

このツイートを読んだ時、僕は「おお!」と思いました。傾倒されていたのがお母様ではなくお父様というあたりが僕の説が裏付けられます(笑)丸元的な論説って男は好きなんですよね、きっと。

先ごろ、批評家の三浦哲哉さんが『食べたくなる本』という新刊を出されましたが、この本のなかでも丸元淑生さんについて何度も言及されています。(こちらの本、読書好きの方にはオススメです。みすず書房の本なので若干高いですが)

丸元淑生さんの料理が男性受けする料理だとすれば、女性に好かれる料理はこちらの本でもとりあげられていますが、例えば辰巳芳子さんとか有元葉子さんとかでしょうか。時代は下り、現在は男と女の境界線はなくなりつつあると思いますが、いまだに料理の世界ではこの溝は埋まらないままの感もあります。どうしたらこの溝は埋まるのか、あるいは埋まらないのか、というあたりについて、話してみたいと思います。

とりあえず思いついたところをつらつらと書いてみました。まだなにを話すかは決まっていないので、これからちょっと考えます。僕の話は様々なプロジェクトでご活躍されている有賀さんからお話を伺うのが楽しみですね。




撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!