パッションフルーツのシャーベット
沖縄県産のパッションフルーツを頂きました。
パッションフルーツの食べごろを見分けるコツは香り。パッションフルーツらしいトロピカルフルーツの香りが出た頃が食べごろと言われています。実際、追熟すると酸度が下がるようです。よく表面に少しシワが寄ったら……といいますが、20℃で追熟した場合は見た目の変化が少ないので、やや当てにならないかもしれません。いずれにせよ買ってすぐに切るよりも常温で置いておいたほうがおいしく食べられます。なにより買ったばかりのパッションフルーツは硬いので切るのが大変です。
半分に切るとこんな断面。
このままスプーンですくって食べてもおいしい……のですが、種が気になるので今回はシャーベットにします。
水に砂糖を溶かしたシロップにパッションフルーツを入れます。これをそのままシャーベットにしてしまってもいいのですが、今日は種を取り除きます。
種を取り除くにはザルで濾せばOKです。種のまわりに果肉があるのでなるべく濾し取るようにしましょう。
コアントローで風味づけしました。省略してもOKです。本当は種を少しだけ混ぜたほうがパッションフルーツらしさが出るのですが、今日はそのまま。そうした場合はザルからスプーン一杯程度の種をとりだして、混ぜてください。
ジッパー付きの袋に入れて、冷凍庫で冷やし固めます。
凍ったら手で崩せばOK。もっと滑らかにしたい場合はフードプロセッサーにかけます。
混ぜながら凍らせていないので氷結晶が大きく、高品質なシャーベットとは言えませんが、とりあえずはおいしい仕上がりになります。
暑くなってくるとこういうデザートがちょっとあるとうれしいですよね。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!