牛肉と舞茸の味噌煮
今日は春! という感じの天気ですね。花粉症にとっては厳しいシーズンですが、なんとなく気持ちも緩むもの。スーパーで和牛の切り落としと舞茸を買ってきたので、みそとたまりしょうゆで炊きます。濃い味、ご飯がすすむおかずです。
和牛切り落とし 180g
まいたけ 1パック
酒 100ml
たまりしょうゆ 大さじ1
みそ 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
舞茸を使っているので、味噌味にしました。これがごぼうと牛肉を炊く、というのであれば醤油味でかまわないのですが、舞茸だと牛肉の癖を抑えてくれないので、今回は代わりにみそを入れているわけです。
で、味噌味といっても、たまりしょう油が入ります。これで味噌だけで炊くよりもこっくりとした色と風味が加わり、味がまとまります。これくらいはサシが入った肉の方がおいしいでしょう。
切り落としが大きければ適当な大きさに切り、手で裂いた舞茸と一緒に鍋に入れ、酒を注ぎます。肉にサシが入っておらず、硬い輸入肉であれば、鍋ではなくボウルに入れ、ラップをかけて冷蔵庫で2〜3時間置くとやわらかく炊けるはずです。しかし、和牛であればその手間は不要。
そのまま調味料を加えて、中火にかけて、炊いていきます。みそは写真のように米みそのなかでも熟成期間が長く、色が濃いものがあいます。赤だし味噌や桜みそなどでも同様につくれます。
ぶわーっと沸いてきたら混ぜ、さらに火を通します。舞茸からたくさん水気が出るので、水量はこのくらいでも大丈夫。2分ほど加熱します。
で、そのまま煮詰めてもいいのですが、やはり一度取り出したほうが肉がぱさつきません。面倒なのですが、ここで煮汁と具をわけます。
煮汁だけをぐーっと煮詰めていきます。
とろっとしたいい状態になりました。このくらいになったら火を止めます。
分けた具材を投入し、全体を混ぜます。
器に盛り付けます。今日はごまを振りましたが、粉山椒や黒胡椒もよくあいます。好みで風味をつけましょう。七味唐辛子とかでもいいですね。
渋い色合いですが、濃いめの味付けなので、お弁当にもあいます。和牛も切り落としであれば手軽に使えるので、食卓に取り入れるといいですね。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!