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くるみ汁粉の作り方

寒い日に食べたくなる中国風のデザートです。中華のデザートは簡単につくれて、しかもおいしいものが多いですよね。

くるみ汁粉
クルミ 45g(無塩)
A水   150cc
A牛乳  200cc
A砂糖       30g
片栗粉  5g
水    大さじ1
白玉粉       50g
水    50cc

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分量はシンプル。本場中国では牛乳を使わず水と砂糖、クルミをミキサーにかけただけ、というパターンもありますが、リッチなレストラン的なデザートになるとココナッツミルクなどが入ります。今回は手軽な牛乳でコクを出していますが、もちろんココナッツミルクなどに変えてもOKです。

クルミは皮にエグみがあるので、一度茹でこぼしてから使うと丁寧。

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あとはAの材料とクルミを火にかけてひと煮立ちしたらミキサーにかけるだけ。

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基本的にはこれで汁粉になりますが、今回は白玉団子を入れるので片栗粉でとろみをつけておきます。

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流れるくらいの濃度が目安。もしもどろどろになってしまったら水で濃度を調整します。

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さて、白玉粉です。白玉粉の原材料はもち米です。白玉粉を買うときはパッケージの裏側を確認するのがベター。どちらが上か、下かという話ではないのですが、国産の方が(今のところ)高品質で、こういうシンプルな料理に向いているので、裏の表示を確認し、原材料 もち米(国産)とある商品を選びます。

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分量の水を入れて捏ねますが、白玉粉は充分に水を回す(水分を含ませる)ことが重要です。よく耳たぶくらいの硬さ、といいますが、もはや意味がわからないという人も多いか、と思います。目安は全体がボロボロにならずにきちんと繋がった状態です。そのため写真くらいの状態になったら、、、

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手に水をつけてよく捏ねます。ここでスプーンなどで水を加えてしまうと失敗することもあるので注意。

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充分に水が含んだら、丸く整形するのは簡単です。

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丸くする段階でボロボロと形が崩れるようであれば水分が足りない証拠です。もう一度、よく捏ねるといいでしょう。

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白玉粉は沸騰した湯に投入して、、、

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浮かんできて1分待ったら茹で上がりです。多少、茹ですぎくらいでもおいしいので、しっかりと火を通しましょう。

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最後のポイントはぬるま湯にとること。袋の裏には冷水にとる、と書いてありますが、そうするとしっかりとした食感になります。これは冷やしぜんざいなどに使うのならいいのですが、こういった温かいデザートの場合はやわらかいほうがおいしいはず。

白玉団子は提供時の温度がすべてです。個人的には50℃くらいがベストだと思いますが、冷やしても硬くなりますし、放置してもやはり硬くなります。デンプンは糊化したてが一番美味しいのです。

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熱々の汁粉に白玉団子を浮かべれば完成です。白玉団子を放置して固くなってしまったら再加熱すれば大丈夫。同じように熱湯で茹でてからぬるま湯にとります。牛乳ではなく豆乳を使っても、なかなか味のある仕上がりになります。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!