見出し画像

電子レンジでつくるフレッシュいちごジャム

正統派のいちごジャムがやっぱりオイシイのですが、一晩置く必要があるので手が出ない、という人もいるでしょう。

そういう場合にはいっそ煮込まずにフレッシュな香りを残すジャムに仕立てるというアプローチがあります。短時間で加熱を済ませ、香りを残すために投入する秘密兵器が電子レンジと寒天です。

いちご 1パック 正味270g〜280g
グラニュー糖 60g
粉寒天   0.5g
グラニュー糖 3g

画像1

いちごを洗うところまでは基本のいちごジャムと一緒。

画像2

きれいに洗っておきましょう。

画像3

どうせ煮詰めないですし、保存も利かないので割り切って砂糖の量を減らします。製造規格や定義などを踏まえるとこれではジャムとは呼べないのですが、細かいことはいいでしょう。

画像4

砂糖をまぶしたらすぐにレンジにかけます。600w3分かけた後、かきまぜて2分かけます。

画像5

煮汁があふれることがあるので最後の2分の加熱は慎重に。覗き込みながら吹きそうになったら加熱を止めましょう。

画像6

煮汁が煮詰まらない分、ペクチンの働きは期待できません。ここでなんらかの凝固剤を投入する必要があるので、今回は粉寒天を使いました。昔、安価なジャムにはたいてい寒天が入っていたのですが、さすがに原料が安くなった現在では見かけなくなりましたね。

粉寒天は凝固力が強いので計量は正確に。

こういった精密はかりを使うのが安全です。

画像7

粉寒天と砂糖を混ぜ合わせたものを溶かして、600wの電子レンジにもう2分かけます。

画像8

あとは冷ますだけ。

画像9

寒天の量を変えるととろみ加減を調整することができます。軽めのいちごジャムなので、パンよりもヨーグルトがあうと思います。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!