じゃがいもとパセリのサラダ(パセリは冷凍しておくべき、という話)
パセリは安価なハーブの代表格。
平たい葉っぱのイタリアンパセリは西洋料理におおく使われますが、この縮みパセリはなぜか揚げ物の横にちょこっと置いてあるだけの邪魔者扱いされる可哀想な野菜です。ごわごわした口当たりが玉に傷ですが、味がいいだけではなく、実は栄養価も豊富。ちなみに香り成分はイタリアンパセリも縮れたパセリも同じなので、みじん切りにするのであればこちらの方がお得です。
乾燥のパセリを買うくらいなら一束買ってみじん切りにし、ジップロックなどに入れて冷凍しておきましょう。ゴワゴワした口当たりは刻めば気になりません。今日はこの冷凍パセリを使ってじゃがいものサラダを作ります。
じゃがいものサラダ
じゃがいも 500g〜530g相当(皮付き)
レモン汁 大さじ1
オリーブオイル 大さじ3
塩 3g
胡椒 少々
冷凍パセリ 10g
まずはじゃがいもの準備から。たわしで土を洗い落とし、かぶるほどの水で茹でます。8~10月の新じゃがいもは普通のじゃがいもとは違ったおいしさが味わえます。この時、塩をいれる必要はありません。どうせ、味は入っていかないからです。沸騰したら弱火に落とし、静かな火加減で煮ていきます。25分ほど茹でました。
これはちょっと茹で過ぎでは、、、と思うかもしれませんが、このレシピの場合はちょっと特殊でして、これくらい柔らかく茹でてしまいます。
ここからの作業は手早く行います。好みですが、まずは皮を剥きます。多少、残っていてもOK。野菜は皮に風味がありますし、新じゃがいもの皮は薄くおいしいものです。
皮を剥いたじゃがいもを半分に切っていきます。かなり柔らかく茹でているので、崩れてしまうかもしれませんが、それはそれでOKです。
ボウルに移して、熱いうちに味を入れていきます。これが最大のコツ。まずはレモン汁を大さじ1、フレッシュレモンなら四分の一個分の果汁です。
オリーブオイルも加えていきましょう。大さじ3です。
塩3gと胡椒を加えます。ゴムベラなどでざっくりと混ぜあわせます。混ぜすぎないように注意してください。ジャガイモが崩れてペースト状になってしまいます。サラダなど料理はなんでもそうですが、混ぜすぎないのもおいしくつくるコツ。
凍ったパセリを10g加えます。よくグラタンやスープの上などに彩りで振られるパセリですが、本来は香りのあるセリ科の野菜です。たっぷりと使いましょう。
ができる容器などに入れて保存します。粗熱がとれた2時間後くらいが一番の食べごろです。レモンの酸味が利いたさっぱりとしたじゃがいも料理。肉料理や魚料理の付け合せにもどうぞ。
撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!