てまひま紹介 第8回  柚子ぴりり
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てまひま紹介 第8回  柚子ぴりり

てまひまオンラインとのコラボ企画。今回、PRするのは柚子ぴりり。

名称はミックススパイスとなっておりますが、中身は弥平とうがらしと柚子皮のブレンド。

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一味唐辛子+柚子という感じの商品ですね。弥平とうがらしは滋賀県湖南市下田の弥平さんという人が100年ほど前に韓国から持ち帰ったものとされ、オレンジ色のかわいい見た目をしています。

日本における唐辛子の歴史は面白く、伝来時期は16世紀から17世紀のあいだくらいに入ってきたのだろう、と推察されていますが、正確なところは不明。江戸時代の『農業全書』や『和漢三才図会』にも唐辛子について記述があることから、かなり速い速度で伝搬したもの、と考えられています。栽培が比較的容易という理由もあったのかもしれません。

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観察してみましょう。唐辛子と柚子皮がたしかに確認できます。粒子は細かく、ちょっと舐めてみると……辛い! かなりパンチの利いた辛さです。それもそのはず。この弥平とうがらしの辛味成分は唐辛子の2倍とのこと……。

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試しにうどんにかけてみました。

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おや、うどんにかけると辛味だけではないふんわりとした香りが広がります。これは柚子のパワーもありますが、清涼感のある香りです。フルーティ系の香りを持つ唐辛子が多いなかで、これは面白い。出汁に溶かして使うか、そのままかけるかでかなり雰囲気が変わるようです。

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ここはメキシコ料理といきましょう。パイナップルを用意し、粉チーズをたっぷりと振りかけます。

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そこに唐辛子と塩を一振り。

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チーズのコク、唐辛子の辛味、パイナップルの酸味と甘み、塩味とめくるめく複雑な味覚が楽しめます。こういう使い方だと弥平とうがらしの風味も生きてくるのでは。単純にチーズにかけて食べてもおいしいそうです。焼き魚の下味や焼き鳥などにもあいそう。柚子の香りと唐辛子ってすごく相性がいいので、色々と楽しめそうですね。

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樋口直哉(TravelingFoodLab.)

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樋口直哉 作家・料理家 主な著作として小説『スープの国のお姫様』(小学館)ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)料理本『最高のおにぎりの作り方』(KADOKAWA)など。