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すいかにコアントローは至福の味

夏本番、すいかのおいしい季節です……と言いたいところなんですが、こうも肌寒いとなかなか気分が盛り上がってきませんね。トホホ、という感じですが、スイカのデザートです。

日本料理のデザートの基本は水菓子。水菓子とは果物のことで、戦後まもなくくらいまでは果物は包丁を入れずに出し、客席でホストが切り分けるという形が一般的でした。しかし、ただ切って出すだけではあまりにも芸がないので、洋酒を使い風味をつけます。

すいかはお客さんが種を取り出しやすいように切ります。

全部、種をとりのぞくよりも適当に残しておいたほうがいいでしょう。種をとる楽しみというのもありますしね。

以前はすいかジュースに混ぜたコワントローですが、今日はスポイトに入れます。

さして提供して好みでかけながら食べてくださいと勧めます。

たくさんかかっている部分とそうでない部分があるのがいいのです。梅酒でもちょっと雰囲気が変わっていいかもしれません。ちなみにまだ時期は先ですが、柿には梅酒がベストマッチ。時期になったらご紹介します。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!