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今のうちに! ホワイトアスパラガスの茹で上げの作り方

最近は国産のホワイトアスパラガスが入手しやすくなりました。フランスやドイツ産と比べると甘みが強く、みずみずしい味わいが特徴。3月くらいから出回りますが、梅雨明けくらいには終わってしまうので、食べるなら今のうちです。

先日、赤井川村コロボックル村のホワイトアスパラガスを食べてびっくりしました。驚くほどおいしい。

ホワイトアスパラガスの下処理の基本はしっかり皮を剥くこと。ピーラーが便利です。穂先はやわらかいのでその下あたりから根本に向かって一気に皮を剥きます。

鮮度によっては2周くらい剥いたほうがいい場合もありますが、国産の場合はその下処理はいらないと思います。

根本の硬い部分は切り落とします。アスパラガスは茎なので、成長するにつれて木質化します。木質化するといくら茹でてもやわらかくならないので、切り落とすしかないわけです。

フライパンに水1Lとアスパラガスの皮と根本を入れ、沸かします。

塩小さじ1とグラニュー糖小さじ1を加えます。

茹で時間に作り手の個性が出ます。今回は太いので茹で時間は10分。気持ちやわらかめに茹でるのがホワイトアスパラガスをおいしく食べるコツです。

弱火に落として、蓋をして茹でるのもポイント。香り成分の揮発を防げます。

そのあいだにソースを準備しましょう。ホワイトアスパラガス2本に対して、ディジョンマスタード小さじ2+マヨネーズ小さじ1を混ぜるだけ。

ディジョンマスタードはこちらの製品で、マヨネーズは松田のマヨネーズです。

火を止めて一分だけ蒸らします。

蓋をあけて茹で加減をチェック。包丁の刃先がすっと入ればOK。

キッチンペーパーで表面の水気を切ります。

マスタードソースとマルドンソルトを添えたら出来上がり。シンプルイズベストです。

めっちゃおいしい。フランス料理的なルールで考えると温製のホワイトアスパラガスには温かいオランデーズソース系が定番で、マヨネーズのような冷たい系のソースを添えるのはちょっとおかしいかもしれません。しかし、熱々のホワイトアスパラガスにヴィネグレットやマスタードという組み合わせがおいしいんですよ。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!