会社を辞めてから

前回noteを書いてから1年と少し。

転職しました(笑)

現在は岡山県真庭市で働きながら、岡山市で農業するという2拠点生活をしています。

仕事は3つ
・情報コンシェルジュ&移住支援
・米農家
・Webライター

2月に前職を辞めて今日で半年。
過去を振り返るのは嫌いだが、たまには振り返って、今後の自分なりの展望をまとめたいと思う。

まず前職を辞めた理由だが、いろいろ、複合的な要因が絡んでいる
・仕事がおもしろくなくなった
・新しい上司との相性が非常に悪かった
・年齢
・県北で働きたいという思い
・農家になりたいという思い

ざっとこんなところだろうか。
取り上げたいのは、「年齢」

仕事を辞めるとき、25歳。
来年26歳か、20代も後半。
30までに結婚して、家庭をもって・・・
と考えると、「3年経ってから転職」は遅すぎる。

よく言われる「とりあえず3年は働け」
これ、何を根拠に言ってるんだろうかと、今になって思う。
3年も好きでもない会社に勤めていると、その会社に染まってしまい、辞めように辞められなくなりそうだ。

それに、年齢。
大学院修了のデメリットは、社会に出た段階ですでに25歳ということ。
普通に企業に勤める分にはいいが、僕のように「複業」で生きたいと思っている人にとっては遅いだろう。
なんせ、稼ぎがままならないからだ。
それなのに、結婚して家族をもつなんて・・・

自分のやりたいこと、今やらずにいつやるか

そう思って辞めた。
運よく次が見つかっていたので、思い切りよく辞めれた。

そして、真庭市で働くことに。

大学2年の頃だろうか。
「県北で働きたい。県北に住みたい。」こんなことを言っていた。
自然が近いところに住みたかった。ないものねだりだ。

それを叶えた。不思議なことに。

藁にも縋る思いでなりわい塾に参加し、ゆーまにわで活動していてよかったと、心の底から思った。

ただ、一般的な大学院卒の人間とは大きく離れた道を歩み始めることも、この時悟った。
スキルは持てるのか?家族を養えるほど稼げるのか?
楽しいだけでいいのか?

もちろん、覚悟していたことだ。自分で望んだ生き方だから。
だから仕事を辞めた次の日、Webライターの仕事を始めた。

世の中なんとかなるもので、登録すればだれでも仕事をもらえるサービスがあった。すぐに登録して、仕事をもらおうと営業した。

最初に書いた記事は、2000字でわずか100円。
2~3時間かけて書いて、やっと100円。

でも、初めて仕事がもらえて、嬉しかったのを覚えている。
そこで、今後は次のような方針で収入を得ようと決めた。
本業収入+農業収入+ライティング=???

本業収入は定数だ。
農業収入は季節での変動が激しい。それに、すぐに増やすのは難しい。
じゃあ、まずはライティングを伸ばす。

そこからだ。どうやって稼ごうかと考え始めたのは。
具体的に、金額の目標を決めよう。

期間は3年。
地域おこし協力隊の任期と同じ。
この期間中に、本業の収入を超える。これが目標。

ではそのために、まず半年後に月5万、稼げるようになろう。
2月に始めたので、8月末締め。

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3月に真庭市に移住してから、住居は学生時代に活動していたゆーまにわキャンパスに移した。同時に、ゆーまにわに復帰した。

ただ、復帰したとはいえ、以前とは明確に違いがあった。

以前、ゆーまにわに所属していた理由は「真庭で働きたかったから」。

今回は、「ゆーまにわで、みんなで何か仕事を始めたかったから」

ただ、蓋を開けてみれば、思ったよりゆーまにわに回す時間がなかった。
日中は仕事に出る。夕食・風呂を済ませ、9時から寝るまではライティングの仕事。

継続案件を数件抱えながら、新しい案件を探す。
テストライティングで書けないと思った案件、やっていて思っていたのとギャップを感じた案件とは契約を切りながら、次の案件を探す。
単価は最初に比べて上がったとはいえ、安い。
文字単価0.5円。
2000字書いて1000円だ。
自給に直すと、250円ほどだった。
この調子でいいのかと思いつつも、ひたすら量をこなした。

コロナの影響もあってどこにも行かなかったので、仕事から帰ったらとにかく書いた。

そんな日々を続けていると、ふと思った。

ゆーまにわに所属している意味、ないな。

仕事は、ゆーまにわではなくて自分で始めている。
安いながらも、少しずつではあるが進歩していると感じる。
本業も楽しい。ゆーまにわは、おもしろくなくなった。
ゆーまにわにいても、成長しない。

遊び感覚でやっている学生と、仕事を求めている僕では、ギャップが生じるのは当然だ。

「地域づくりを仕事にしよう。」
大学1年生の夏に決めたこと。
これは達成した。

そして副業。これも確立した。

6月半ばだろうか、ライティングで安定して月3万円稼げるようになった。
そして月5万円が見えてきた。

あ、ゆーまにわにいる意味、なくなった。

ちょうどその頃、ゆーまにわのルーズさにうんざりする出来事があった。
決め手だった。
今まで何回も言ってきたが、もう直らない。
人に期待するだけ、無駄だ。

ここにいてこれ以上メリットはない。
真庭でつながりはできた。仕事にも就けた。
副業も軌道に乗ってきた。

ここにいても、これ以上成長しない。ストレスだ。

だから、辞めるついでに、引っ越そうと思った。

お金はなかったけど、運よく安いところが見つかった。
1年弱、ここに住もう。

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とりあえず、半年前に設定した
「ライティングで月5万円」という目標は達成した。

気づけば、今まで
・県北に住みたい
・地域づくりを仕事にしたい
・複業で生きていきたい

これらの目標を、形はどうであれ達成してきた。

実際自分ではできると思っていなかったので、不思議なもんだ。
口に出して言ってみるもんだ。

ただ自分探しをするのではなく、人生で成功を修めた人の生き方を見ながら、彼ら彼女らの言葉に触れながら、自分なりに好きを探し、目標までの道のりを描き、自分の目で見て、耳で聞いて、頭で考えて、手を動かして。

思えばこのことの繰り返し。

今回もそう。
月5万円稼ぐには、どうするか。
とりあえず文字単価1円の案件をとろう。それに見合うスキルが必要だ。時間の使い方は。体調管理は。息抜きの仕方は。etc.

次は、3月末でライティングで月10万円稼ぐ。
もちろん副業として。

5万円までは、正直量をこなせばいけた。
でも、これ以上量をこなすのは厳しい。

じゃあ、そもそものアプローチを変える必要があるのではないだろうか。

もっと単価の高い仕事がとれるように、スキルを上げる必要があるのではないか?
9・10月は、収入を落としてもいいから、スキルアップの時間を多めにとろう。そして11月くらいから、単価をあげるアプローチに移行できたらと思う。


つらつらと、思ったことを書き殴ったが、こう思っていないだろうか?
今の生活、楽しい?

もちろん楽しい。
楽しくて仕方ない。

だって、数年前から思い描いていた自分の理想の生き方のど真ん中にいるから。収入も前職並みに戻ったし、なにより人に恵まれている。

同じ院卒の人たちに比べて、収入は少ないかもしれない。
でも、日々の楽しさは、絶対勝っている。

・・・・・・・・・・・

今日はここまで。
たまには心の中を、そのまま文章にするのもいいもんだ。

さて、明日から9月。
新たな環境で、さらに自分を磨いていこう。

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