引越し前夜

半年ほど過ごしたギークハウス真庭も、今日で最後。
明日の午前中に引っ越します。

思えばゆーまにわキャンパスが嫌で嫌で、逃げるようにして引っ越してきた。
半年間ではあったが、ここでの時間は非常に充実していた。

家賃安い・職場近い・商店街近い・駅徒歩5分・バス停徒歩3分で、田舎町なのに車なしで生活できた。
それに、wi-fiも飛んでいるから、副業がすごくはかどった。

逆に言えば、本業からギークに帰ると、副業以外やることがなかったのが良かった。
料理はキッチンや調理器具の関係でこだわったものは作れないし、テレビがないから無駄な時間もない。
おまけにコロナで元々少なかった外食もゼロ。
だからひたすら副業に打ち込めた。

誰かに教わってやるよりは、自分でやって、わからなかったところを誰かに聞くor本で勉強するタイプなので、迷わずどんどん進めた。

仕事から帰って、食事して風呂入って、寝る前までひたすら記事を書く。
記事の構成のやり方、リサーチ、文章の型など、SEOライティングに関してはなんとなく自分の型が出来上がった。

そのためか、書くスピードも上がって、時間的な余裕が生まれた。

クライアントとの付き合い方も、1年でいろんな人とお付き合いしてわかってきた。

もちろん失敗の方が多かったけど、だからこそ今のステップに進めていると思うと結構嬉しい。

さて、ここまでライティングについて書いたが、あることを記しておきたい。


結局ぼくも、大量消費・大量生産のシステムに飲み込まれてしまった。

学生時代、環境学や農学を学び、地球の資源や環境問題、食糧問題などに、自分なりにアプローチしたいと思っていた。

ただ、今の暮らしはどうだろうか。

物はお金を出せば手に入る。
1つダメになったら次を買えばいい。
農業は農薬を散布し、大量に作ろうとしている。

見事だ。
自分の思い描いていたものからかけ離れている。

コロナで痛感した。
食べ物を作りすぎていると。
米はこれ以上作る必要はない。

ただ、最近それを脱却できる糸口のような文章を目にした。

【引用:岡本よりたかさんのFacebookより】
お金が幻想であることを数字で教えてくれる政治家など他にはいないから。
山本太郎さんが熱弁する経済論の発端は、おそらく大西さんから出てきたものだろう。
多くの経済専門家が、山本太郎さんの経済論がまともであることを語るようになったのも、そのためだ。
自給農と経済とは接点がないように見えるが、エネルギーや食料を自給できる国が最も国力が高いことは、歴史が教えてくれている。
個人や家庭レベルでの自給も、その人の暮らし力を高めるための手段でもある。
でも、お金は必要である。そういうシステムに作り上げられているから。
ではどうするか。
僕の持論であるのだけど、まずはお金を稼げなくてもやりたいと強く思うことをやる。
そして、有限のものでお金を生み出すのではなく、無限なものでお金を生み出す。
物を作って売るのではなく、知識や技術をお金に変えて行くということ。
この二つを確実に実践していけば、楽しく暮らせ、お金が付いてくる人生になる。これは間違いない。

無限なものでお金を生み出す。
つまり、ライティング・情報発信。Webだ。

有限なものは、自分に必要な分だけ作る。
つまり、農地はこれ以上広げずに、今ある農地で環境に良い農法に転換する。

今後はこの方向を目指すべきなのかなと感じた。

今年は3月下旬で桜が咲いた。
早いね~と言っている場合なのだろうか。
環境問題が、地球が警笛を鳴らしているのではないか。

「観測史上最も早く」「〇〇年に一度の」
この言葉を聞くたびに恐怖を感じる。
地球はこの先どうなるのか。

1人1人が行動しなければならない。
だから僕にできることは何か。
そして、そのうえでどう生きるか。

無限のもの=ライティング・情報発信 で収入を得る
有限のもの=農業 で、自分の食べるものを作る。

農業は、自分の手の届く範囲以上広げない。
そして、徐々に環境配慮型の農法に転換する。

この方向なら、たくさん作ってたくさん売るシステムから、少しでも離れられるかな。

なんてことを最近考えていた。


そういえば、副業収入は3月末の目標、10万円は達成できないだろう。
惜しいところまではいったけど、もう少し届かなかった。

でも、ここ半年間アプローチに悩み続けたけど、脱却できそうな道をいくつか思いついた。

引っ越したら、さっそく始めよう。
10万はさっくりクリアして、20万、30万と増やしていこう。

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