新千歳空港を朝7時台に出るフライトの利用はできるかについて考える
新千歳空港のフライトスケジュールを見ていると、朝7時台に出る飛行機がいくつかあることに気づいた。
空港や千歳駅前にあるホテルに宿泊すれば問題ないが、札幌市内（中心部でない地域）に住んでいる場合、果たして無事に搭乗手続き終了までに間に合うことはできるのか。
地下鉄＋快速エアポートを利用する場合
札幌市営地下鉄の始発は他の都市と比べて非常に遅い。
朝5時台の電車はなく、一番早い電車は6時過ぎ。
そのため、05時50分札幌駅発の快速エアポート12号には間に合わない。
その後の06時16分発についても、地下鉄からの乗り換え時間を考えると微妙だ。
問題なく乗れそうなのは、3番目の快速エアポート16号（06時29分発）。
これに乗ると、新千歳空港には07時9分に到着する。
（宮の沢や真駒内など、地下鉄の端っこの地域の場合はエアポート16号も難しい。これらのエリアの場合、06時42分発のエアポート18号や、06時57分発のエアポート20号を利用する。18号は新千歳空港07時20分、20号は07時30分着。新札幌の場合はJRを利用できるため、05時50分発のエアポート初電も問題なく乗車できる。）
空港連絡バスを使う場合
空港連絡バスを使うと、快速エアポートよりも早く空港に到着できる場合もある。
札幌中心部、中島公園、月寒中央駅、福住駅、清田真栄など：6時30分頃に到着
北24条駅、麻生駅、北34条駅など：6時35分～40分頃に到着
大谷地：6時42分頃到着
宮の沢、発寒南、東区役所前、環状通東など：6時45分頃到着
真駒内、澄川、西岡：6時50分頃到着
円山、澄川、南郷18丁目：7時00分頃到着
以上のエリアであれば、快速エアポートよりもだいたい10～30分ほど早く空港に到着することができる。
ただ、バスは道路状況によって遅延が生じる場合があるため、少し遅れることを考慮する必要がある。
早朝便（2024年9月後半）
07:25（成田：ジェットスター）
07:25（関空：ピーチ）
07:30（羽田：JAL/ANA）
07:35（羽田：JAL）
07:35（女満別：JAL）
07:40（釧路：ANA）
07:50（仙台：AIRDO・ANA/JAL）
07:55（羽田：JAL）
08:00（羽田：AIRDO・ANA）
08:05（根室中標津：ANA）
08:15（羽田：スカイマーク）
08:30（福岡：AIRDO・ANA）
08:30（羽田：ANA）
地下鉄と快速エアポートを乗り継ぐ場合、新千歳空港への到着が07時09分。
保安検査場を出発の20分前までに通過しなければならない。
駅から保安検査場までの移動と保安検査にそれぞれ10分時間がかかると仮定すると、合計で40分の時間的猶予が必要になる。
となると、07:25～07:50に出る飛行機に乗るのは難しそうだ。
乗れそうなのは、07:55発の羽田行きから？
空港連絡バスの場合、遅延がなければ6時30分～7時頃には空港に到着できる。
40分の時間的猶予を考えると、07:25発の成田・関空行きにギリギリ間に合う場合もあるかもしれない。
もし7時台の飛行機に間に合わない場合、次の便は以下のようになる。
09:20（成田：ピーチ）
09:25（関空：ピーチ）
09:35（女満別：ANA）
10:00（仙台：アイベックス・ANA）
13:20（釧路：ANA）
成田行きは09:20、関空は09:25、女満別は09:35などとなっている。
成田、関空、女満別、仙台は2時間ほど後の便になる。
この程度なら許容できるが、釧路はなんと5時間以上後。
これだと予定がかなり変わってしまうので、代わりに丘珠から出ているHACか、JRの特急おおぞらを利用した方が良いだろう。
以上、時刻表をもとに朝7時台に出る飛行機に間に合うのかを考えてみた。
始発のバスに乗れば何とか間に合うような気もするが、実際は分からない。
ということで、来月新潟に帰省するときに検証をしてみたいと思う。
朝早くの飛行機ではなく、9時台の飛行機ではあるが、始発のバスに乗ってみて何時くらいに空港に着くのか。
そして保安検査をどれくらいの時刻に通過できるのかを調べたい。
新千歳には保安検査場通過後に利用できる「サクララウンジ」があり、私はこのラウンジを年間5回まで使えるので、早めに検査を終えても問題ない。
バスは朝6時頃と早いので間に合うか心配だが、何とか間に合ったら検証記事を書きたいと思う。
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