【新潟VS富山VS長野】三大都市圏へのアクセスを比較
今回は新潟市/富山市/長野市から、三大都市圏(東名阪)への公共交通機関を使ったアクセスについて考える。
新潟から東京・名古屋・大阪
・東京①:1時間半~2時間(上越新幹線)
・東京②:5時間半(高速バス)
・名古屋①:7時間(高速バス)
・名古屋②:80分(トキエア:新潟~セントレア)
・名古屋③:60分(FDA:新潟~県営名古屋空港)
・名古屋④:3時間半(上越新幹線+東海道新幹線)
・大阪①:70分(JAL/ANA/アイベックス:新潟~伊丹)
・大阪②:10時間40分(夜行バス)
・大阪③:?分(トキエア:新潟~神戸)
・大阪④:5時間弱(上越新幹線+東海道新幹線)
富山から東京・名古屋・大阪
・東京①:2時間~2時間半(北陸新幹線)
・東京②:7時間(高速バス)
・名古屋①:3時間40分(高速バス)
・名古屋②:4時間(特急ひだ)
・大阪①:2時間半(北陸新幹線+特急サンダーバード)
・大阪②:8時間半(夜行バス)
長野から東京・名古屋・大阪
・東京①:1時間20分~1時間50分(北陸新幹線)
・東京②:4時間(高速バス)
・名古屋①:3時間(特急しなの)
・大阪①:4時間(北陸新幹線+特急サンダーバード)
・大阪②:9時間40分(夜行バス)
まとめ
今回は新潟と富山、長野の3つの都市から、三大都市圏へのアクセスについて調べてみた。
長野は東京に近く、バスでも4時間くらいで東京に出られる。
富山は北陸新幹線の延伸によって東京へのアクセスが改善した。
新潟は1980年代から新幹線が通り、東京へのアクセスでは優位に立っていたが、1997年に長野新幹線が、2015年に北陸新幹線が開業したことに伴い、優位性は失われつつある。本数も日中は1時間に1本しかない。
関西へのアクセスについては、最も地理的に近い富山が優れている。
今後北陸新幹線が新大阪に延伸されれば、さらに所要時間が短くなることが期待される。
一方新潟と長野は関西から遠いが、新潟は空路が充実している(1日10往復)ため、まだアクセスは悪くない。
トキエアの新潟~神戸はまだ就航していないため、?としている。
長野~関西は直接アクセスできる公共交通機関が夜行バスしかないため、アクセスはそれほど良くない。
最後に名古屋へのアクセスについては、隣県である長野が最も優れている。
富山も岐阜を挟んですぐに愛知県があるという地理的条件のため、比較的名古屋との結びつきが強く、高速バスは1日10往復運行されている。
在来線特急の「ひだ」号でも富山から名古屋に出ることが可能。
一方で、同じ中部地方に属するはずの新潟と名古屋との関わりは薄く、FDAの名古屋線は1日1往復に減便となった。
トキエアの新潟~セントレアが最近運航を開始したので、同路線の活躍に期待したい。
新潟~名古屋間は新幹線乗り継ぎをすれば3時間台でアクセスができるが、料金が高いため実用性は乏しい。(片道2万円)
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