最近読んだ本についてのメモ(31冊:超長文)
最近(2024年1月~3月下旬)読んだ本31冊を概観する。
1冊ずつ詳細な説明を書くのも大変になってきたので、後半は短めに済ませた。
破戒(島崎藤村著:ワイド版岩波文庫)
非常に有名な作品。明治時代に書かれた本だから難しいと思ったが、現代語に訳されているので大変読みやすくなっている。
長野県の被差別部落出身の主人公(教諭をしている)が、父からの「被差別部落出身であることを隠せ」という戒めを破り、自分の生徒や同僚などに出自を打ち明け、最終的に街を離れ、同じく部落出身の男性