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長野にある別荘をもらった話

 数年前から父が持っている長野県の別荘、といえば聞こえはいいが、山小屋みたいなものを引き継がないか?という話があった。

 僕自身は長野が好きで、何度か借りたこともあったし、引き継ぎたいと思っていたが、妻は乗り気ではなかった。妻が心配してるのは、お金の面。年間の維持費は約10万。あちこちガタがきてるので、修繕費などがかかる。草刈りや水抜きも手間がかかる。これらのことを考えてるのか、ということを指摘された。

 僕は妻が心配するポイントを潰しつつ、別荘を持つメリットを訴求して、なんとか交渉に成功した。

 なんといっても別荘を持つメリットは、いつでも行けること。貸別荘やコテージの場合、当然予約しないといけない。うちの別荘があるエリアでは、繁忙期に予約を取るのは非常に難しくなっている。また、清掃が必要なため、チェックイン、チェックアウトの時間も決められていて、1泊2日ではあまり楽しめないことも多い。加えて子供の急な体調不良でキャンセルなんてことも心配しなくてはいけない。
 別荘なら、繁忙期だろうと思い立ったら行けるし、早朝や深夜についてもいい。当日キャンセルしてもキャンセル料を取られることもない。

 費用については、修繕は予算計画を立てて取り組み、維持費は年に2回も行けば元が取れると説明した。ゆくゆくは使わないときは貸すなどして売上も作りたいと思っているが、それはそれで大変そうなので、言わなかった。

 というわけで、なんとか同意を得たので、別荘を貰い受けることにした。

これからやること

 まだ名義変更ができていないので、まずは手続きからになる。この場合、贈与税みたいものがかかるのだろうか。知り合いの税理士に相談してみたいと思う。

 冬は凍結するので、水抜きという作業をして、基本利用しない。本当は凍結しないように水道管を改修すれば、冬場も使えるようになり、幅が広がるが、相当お金がかかりそうなので、当面はこのままでよいと思っている。
 今は水抜きのやり方もわからないので、まずは父に教えてもらおうと思う。

 あとは、楽しい修繕計画を立てる作業。予算を決めて、何年かかけて修繕をしていきたい。できれば、DIYできるところはDIYでやりたい。
 こういうのって、計画を立ててるときが一番楽しい気がする。

ワクワクする計画

①整地

 もらった別荘は、整地されていない土地にそのまま建っている。縦床式のような状態で家が建っているのだ。周りにも同じような家が沢山あるので、この辺りでは一般的な建築方法なのだと思う。
 そのため、敷地面積は広大なのに、庭や駐車場として使える部分はごくわずかでもったいない。山の中なので、重機を入れないとできないので業者の方にお願いせざるを得ない。整地したらいくらかかるのだろうか。

 しかし整地をすれば、芝生を植えたり、砂利をひいて、テントを張ることもできるので、使える幅が大きく広がるので、コストをかけてもやりたいと思っている。

②ウッドデッキ

 1番最初にやりたいことはウッドデッキ作り。正確には今もウッドデッキはあるので、その改修作業。今は長さは8メートル、幅が2メートルくらい。幅が物足りないので、今の倍くらいの大きさにしたい。

 できれば、友人に手伝ってもらって、ハーフビルドで作りたい。ペンキ塗りはとても楽しそうだ。

 また、いまウッドデッキ部分に屋根がないので、雨が降るとまったく使うことがてきない。これは業者にお願いすることになるが、屋根を設置したい。それまでは、タープをつけられるようにしたい。

③和室
 和室が2室あるのだが、畳が古く一部カビが出ている。畳は全て張り替えしたい。一室はフローリングでもいいのだが、古い家なので湿気のことを考えると畳がいいと思う。
 壁は砂壁なので、固め直してから、全面漆喰を塗りたい。
 あとは天井。一度雨漏りしたことがあるらしく、シミや傷みがひどい。骨組みを入れて、天井板を入れるか、業者に頼むか…。迷っている。

④キッチン
 台所もかなり年季が入っている。コンロは変えるとして、シンクをどうするか。丸ごと業者にお願いすると高くなるし、うまくシンクだけ入れ替えできるなら、そうしたい。

⑤トイレ
 トイレは水洗に変わっているが、お風呂場だったところを改装したらしい。扉がガラス戸なので、できれば普通の扉に変えたい。

⑥玄関
 扉が昔の安っぽいものなので、しっかりした扉にして、鍵はできればスマートキーにしたい。

こんなところです。
可能であれば来年から着手したいが、名義変更の手続きの状況次第。進展があればまた記事にします。

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