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推し活を推しチョコレートで叶える─#推しリンドールとは

皆さん、『Lindt』というチョコレートを中心としたお菓子を作るメーカーをご存知でしょうか。
私はこの『Lindt』というお菓子メーカーの作る『リンドール』というトリュフチョコレートがとてつもなく大好きなのです。それはもう私にとって、チョコレート界の推しと言っても過言ではないくらいに。

1.私とLindtとリンドール

私とリンドールの出会い

私が初めてリンドールと出会ったのは高校2年生の修学旅行の時。その時私はイギリス・ロンドンを訪れていました。そのロンドンにあるスーパーマーケットで、『何か海外っぽいお菓子を買ってみよう』と手に取ったのがリンドールでした。他にもいくつかお菓子を買って、宿泊先のホテルで友達と各々購入したお菓子を持ち寄り、お菓子パーティーを開催。そこで自分が購入したリンドールを初めて口に運びました。

―うまい。なんだこれ。

固いシェルと呼ばれるチョコレートの中に、滑らかな口触りのチョコレート(フィリングというそうです)。しかも一粒がでっかくて、一粒でご褒美気分。気が付いたら、私が買ったリンドールのアソートパックは、美味しさのあまり友達と分け合うことも忘れてしまった私の口の中にほとんどが放り込まれ、とろけてなくなってしまいました。
そんなこんなでリンドールの虜になった私。それから修学旅行期間中、自由行動の時間の隙を見てはリンドールを買い漁り、気が付けば2kg近くのリンドールをお土産、もとい自分へのご褒美として購入し、帰路に就くことになりました。
修学旅行のお土産の殆どがリンドール。家族にも流石に呆れられました。でもその時の私は思い込んでいたのです。リンドールが日本では購入できないお菓子で、だからこそこの美味しさを皆に知ってもらいたいと。それくらいこのリンドールというチョコレートは美味しいものなのだと。

こういうアソートパック 600g入×3箱購入してました

しかし、興奮気味の口調で私が上記を説明したところで、母親から一言。

「日本でも売ってるよ。」

あんぐりである。私がヒイヒイ言いながら約2kgのリンドールを連れて帰ってきたあの苦労はいったい何だったのか。同級生から半ばドン引きされていたあのリンドールへの執着根性は何だったのか。
でもそれと同時に大きな安堵も感じました。日本でもこのチョコレートが食べられるということに。まあ、それならオールOKです。

日本国内のLindtの店舗はこちら↓
店舗情報 - Lindt (リンツ)

Lindtとリンドールのお話

調べてみると、まずそもそもLindtはイギリスのメーカーではなく、スイスのメーカーとのこと。頭を擦り付けて土下座しなければならないレベルの大間違いである。Lindtさん、あの時は本当にごめんなさい。高校2年生の未熟な私に変わって、アラサーの私が謝ります。

日本でもあのリンドールと出会えると知った私は、それから少しして、少ないお小遣いを握りしめ、家の近くのLindtの店舗を訪れました。
するとそこには、あの時イギリスで出会った、丸くて色とりどりに輝くリンドールが、店内のショーケースの中にぎっちりに詰められていました。あの時の私には、あの時見た沢山のリンドールはもう宝石にしか見えなかったです。ピカピカ、キラキラと輝くリンドールに圧倒されると共に、同時に私は知ります。

『リンドールって、こんなに種類があるの???』

そうです、私がイギリスで買った、先に写真に載せたようなリンドールのアソートパックには、基本となる4種類程度の味のリンドールしか入っていませんでした。日本でもこんなに沢山の種類のリンドールが売られているなんて、当時の私は思いもしなかったのです。
もう全部買う、そんな気持ちでいっぱいでしたが、当時私が持っていたのはほんの1,000円程度の所持金。
Lindtの店舗にそぐわない、芋っぽい学生服を着てリンドールのショーケースの前をうろうろと徘徊する私。そんな私に店員さんがミルクチョコレートのリンドールをくださり、それを口に放り込んで味わって溶かしつつ、どえらい時間をかけて悩みながら、泣く泣く選別したリンドールをビニールの袋に詰め込みました。

自分が石油王だったら、このケースの中のリンドールを全部買い占めて、全部サンタさんが持っているような白いでっかいプレゼント袋の中に放り込んで持って帰るのに。
そして自分の知り合いの中でリンドールを知らない全ての人のお口に一粒ずつ放り込んであげるのに。
そんなしょうもないことを考えながら帰路に就きました。そして大切に大切に持ち帰ったキラキラ輝くチョコレートの宝石達を、家族にバレないところに隠し、1週間に1粒のご褒美として、お家で自分だけの甘いひと時を楽しんでいました。

あれから年月が流れ、私は大学生になりバイトを始めてゲットした初めてのお給料で、念願のリンドール全種類一粒ずつ購入という大人(?)買いを果たしました。また、大事な人の何某かのプレゼントには、リンドールの詰め合わせをプレゼント。リンドールは常に私の傍にいたといっても過言ではありません。

そして今、私はアラサーのくたびれた会社員として勤務しています。しかしリンドールが大好きなのもあの頃と変わらないまま。悲しいことやつらいことがあった時はふらっとLindtの店舗に立ち寄って、リンドールや、時には味変でLindtの板チョコレートを購入し、口の中に放り込んで元気をチャージしています。
No Lindt, No Life. Lindtと共にあらんことを。

最近は友人にリンドールを頂く機会も多い

Lindt×推し活?

そんな中アラサーの私がたまたまスマートフォンのニュースで見かけた記事の見出し『リンツ24年バレンタイン(中略)"推し色"で作るアソートなど』

Lindtが、推し活…?

―推しに命を長らえさせていただいている者としてチェックしないわけにはいかない―
我々(と言っても私1人ではあるのですが)はLindtと推し活という、結びつこうにもどう結びついているのか全く想像がつかない、けれどもどちらも私にとって大好きなものの結びつきの謎を解明するべく、アマゾンの奥地都内某所のLindtの店舗に向かったのであった。

2.『Lindt×推し活』の謎に迫る


事前調査

…の前にまずは一調べ。
調べたところによると、この『"推し色"で作るアソート』というのは、私が愛してやまないリンドールを詰める袋に、バレンタイン仕様のものが登場したということらしい。その名も
『PICK&MIX推しカラーバッグ(税込200円)』(以下バッグと記載)というもの。こちらはリボンと同じ色味のリンドールがプリントされたプラスチック製のジップ付きカバンに、対応するカラーのリボンが持ち手として付いているようである。

カラーバリエーションはレッド・ピンク・オレンジ・イエロー・ライトグリーン・ライトブルー・ブルー・ブラックの全8色。中々のカラーバリエーションの多さ。バッグの大きさは大体リンドール15粒程度が入るサイズ感とのこと。公式サイトの宣材写真でリボン付きの可愛い袋に入ったリンドール達は、バッグの中に入ってちょっと誇らしげにピカピカ輝いているように見える気がしないでもない。うん、これは楽しみ。

こちらは今回購入したレッドのカバン

いざ店舗へ

数日後、私は都内某箇所にあるLindt店舗に到着。
いつ見てもこのリンドールのショーケース、胸がときめく…!

チョコレートの宝石箱や〜!の声が聞こえてきそう


店内を見回すと、お店の傍らのラックにかの推しカラーバッグがかけてありました。ラックから自分でバッグを取って、好きなリンドールを詰めていけばOKらしい。リンドールのショーケースの上に、それぞれのカラーでバッグに詰められたリンドール達がずらり。これもまた可愛い!

こんな風に引っ掛けてありました
ラッピング例があるとイメージも湧きやすい

そして私は、今回は赤いリボンのついたカバンを手に取りました。
というのも、私の推しであるゲーム配信者『おまおじ』さんのイメージカラーがレッドであり、今回はその推し活も目的の一つとして、こちらのカバンでリンドールを購入するために、ここに来たのだから。

【おまおじさんのYouTubeチャンネル】

【おまおじさんのX(旧Twitter)】
(20) おまおじ♨(@omaoji_tonkachi)さん / X (twitter.com)

私の推しの方です イメージカラーはレッド

今までリンドールを選ぶ理由が味であった私にとって、色でリンドールを選ぶというのもまた新鮮でした。赤のリボンと推しの色味に合うリンドールをウンウン唸りながらいくつかピックアップ。しかし改めて思う。リンドール、滅茶苦茶種類・カラーバリエーション豊富。これは美味しく推し活が楽しめます。

3.色とりどりのリンドールの皆さん

さて、元々は自分自身の推し活のために赤系統のリンドールを購入した私ですが、もっと皆さんにリンドールの美味しさを知ってほしい、このバレンタイン企画を知ってほしい、あわよくば皆さんの推しとリンドールのコラボが見たい…!

ってな訳で、購入を迷われている皆様の参考になればと思って、店頭に並んでいたリンドール、全種類購入してきました。こちらリンドールの色相環です。
(2024年1月13日時点で店頭に並んでいたものです)

これはどこからどう見ても色相環である

いやめっっっっちゃ多いな。

そしてころんとしたフォルム、キラキラカラフルな包装。やはり可愛い。
私が購入した店舗のリンドールのショーケースには合計23種類のリンドール(とその仲間たち)が並んでいました。

以下①~㉓までお名前だけざっくりご紹介。まずは①~⑨まで。
①リンドール ハート ※1
(中はミルクチョコレート)
②リンドール ミルク
③リンドール ダブルチョコレート 
④リンドール バレンタイン ※1
⑤リンドール ストロベリー&クリーム
⑥リンドール ブラッドオレンジ
⑦リンドール キャラメル
⑧リンドール ファッジスワール
⑨リンドール ドルセ・デ・レチェ

赤色〜黄色系統

続いて、⑩~⑱
⑩リンドール ホワイト
⑪リンツ コイン
(中はミルクチョコレート)
⑫マール・ド・シャンパーニュ ※2
⑬リンドール 抹茶
⑭リンドール ピスタチオ
⑮リンドール ストラッチアテラ
⑯リンドール ソルテッドキャラメル
⑰リンドール シーソルト
⑱リンドール ダーク

黄色〜青色系統

最後に⑲~㉓
⑲リンドール ミルク&ホワイト
⑳リンドール 60%カカオ
㉑リンドール ヘーゼルナッツ
㉒リンドール ダークストロベリー ※1
㉓リンドール アイリッシュクリーム ※2

青色~黒・茶色系統

※1 期間限定商品です。
※2 アルコールが含まれる商品です。

この記事を書き始めたことをほんのちょっとだけ後悔しかけるくらい、色とりどりの沢山のリンドール。
お味の詳細は下記に公式ホームページのリンドール紹介ページを記載しますので、そちらからご確認ください。私から一つ言えることは、どれも美味い!!!という事。
(余談ですが、私が一番好きなフレーバーは『リンドール ストラッチアテラ』です。激推しです。)

リンドール・フレーバーコレクション | リンツ チョコレート (lindt.jp)

他にも期間限定フレーバーや包装があるので、季節ごとにその違いを楽しめるのも、リンドールの魅力かな、と思います。

4.『推し活×リンドール』の答え

さて、そんなこんなでこんな色とりどりのリンドールを紹介させていただいたのですが、そのリンドール達の中から自分のお好みのリンドールをバッグの中に詰めることで、オリジナルの推しリンドールバッグを作ることができるわけです。
参考例として僭越ながら、中の人が作成したオリジナル推しリンドールバッグを載せさせていただきます。それがこちら。

推し×推しのコラボ〜!!!!!

か、かわええ~!!!

手前味噌ですけど、滅茶苦茶可愛くないですか?!金のリンツコインが良い差し色になったと思います。小さいアクリルスタンドやぬいぐるみなら、こんな感じに一緒にパッキング出来ちゃいます。
ご参考までに、こちらはバッグとチョコレートの合計で税込2,000円ほどのお値段でした。

『#推しリンドール』でX(旧Twitter)やInstagramを調べてみると、皆さんの推しへの愛溢れる投稿を見ることができます。(こちらのハッシュタグはLindt公式さんも謳っているものです。)
もし購入された暁には、皆様も上記ハッシュタグを用いてSNSに投稿されてみてはいかがでしょうか。

購入予定の皆様へ

ここまでこの記事を読んでくださったそこの稀有な貴方様。もしかしたら、こちらの商品を購入を検討されているのではないでしょうか。
実際に購入した私から、購入を検討されている方へ少しだけお役に立てるかもしれない情報をここでひとつまみ。

①バッグの個数限界まで入れると結構ギチギチ

これはそのままの通りです。公式サイトでバッグには約15粒程度入れることができる、という記載があります。しかし15粒入れると結構袋にぎっしり詰める形となり、バッグに余裕はあまりなくなってしまいます。
もし、バッグの中に推しのアクリルスタンドやぬいぐるみ等を入れたい場合は、その分の余白も考慮した上で購入されることをお勧めします。

②少し色味に偏りあり

比較的黄色(金色)・青色系統のリンドールは多いのですが、それ以外の色味は上記と比較するとラインナップが気持ち少なめと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
先に記載した『リンツ コイン』などを差し色として推し色のリンドールと合わせてバッグに入れるとバランスが良くなるかなと思います。

③リンドール購入の参考金額

リンドールはPICK&MIXという量り売り形式で購入する形になります。10粒で約1,300円とのこと。

日々頑張る自分へのご褒美と、推し活の両方を実現できる、『PICK&MIX推しカラーバッグ(税込200円)』こちらバレンタイン期間限定グッズとなり、2月14日(水)までの販売予定とのこと。
そしてなんとこの記事を書いている最中の1月19日にリンドールの新味『リンドール チーズケーキ』が登場したとの知らせが。これは味わうしかないですね…!

私が店舗を訪れた時は、小さな女の子がお母さんと一緒にライトブルーのカバンを手に取り、何やら色々相談しながらリンドールを選んでいたり、はたまたイエローのカバンを持った女性の方が、イエローの色味のリンドールを詰めていたり。
プレゼント用なのでしょうか、複数色のカバンを持ってそれぞれにリンドールを入れている、なんて方も。

甘くて美味しいリンドールを味わいながら、楽しく可愛い推し活を楽しみたい皆様や、自分や大切な方へのプレゼントなど、色んな人にとって色んな楽しみ方が出来るのがこちらの魅力なのではないかなと思います。

カラフルな包装でおめかししたリンドール達は、今日も店舗のショーケースの中で貴方に選んでもらえるのを待っていると思います。皆様もぜひ、お試しあれ。

【Lindt公式サイト】
【Lindt リンツ】チョコレートの公式オンラインショップ

【参考記事】
https://www.fashion-press.net/news/113527

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