消しカス遊びは当時としても行儀はよくない

最近思い至ったこと。

電子化(この表現が既に時代から取り残されている気がする)が進み、黒板やノート、教科書がタブレットや液晶に姿を変えたなら、子どもたちは新品のノートの一ページ目に緊張し、綺麗に板書しようとすることがなくなるんだろうか。
消しゴムのカドにワクワクして、貸した友達に勝手にカドを使われて丸くなった消しゴムに腹を立てることもなくなるんだろうか。
シャーペンは何年生から、みたいなローカルルールもなくなり、一律でタッチペンになってしまうのだろうか。
消しゴムのカスを丸めて遊ぶこともなくなってしまうのだろうか。

便利になるのはいいことだけど、昔感じた小さなときめきが失われるのかと思うと寂しさを覚える。
時代の流れに取り残されつつある者として、せめて足を引っ張るような真似はしたくないけれど、ネットの片隅に愚痴を吐き残すくらいはご寛恕いただきたい。


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