「あ」のシンクロニシティ
長文です!
1日目
友達と瞑想の話題になり「私は『ハトホルの書』に書かれている瞑想をしているよ」という話をしていました。そこでハトホルという言葉が何度も出ました。
2日目
『インタビュー・ウィズ・ED 次元外生命体との対話』のカレン・ニューマンさんによるチャネリングのエピソードを翻訳していたところ、カレンさんがチャネリングするセオスという集合意識体が、宇宙創成についてこう言っていました。
これを聞いた時、確かにアルファベットも「ア」(A)から始まるし、日本語の仮名も「あ」から始まる。おもしろい! 他の言語ではどうなんだろう? いつか調べてみたいな、と思いました。
3日目
毎晩1話ずつ楽しみに見ているディスカバリーチャンネルの番組『Expedition Unknown』、今回はモーセを探求するエピソードでした。見ていたら驚くべきポイントがたくさん出てきました。
【モーセがシナイ山で神から十戒を授かった】
これはみんな知ってると思います。
【モーセが山からなかなか下りてこないから、ヘブライ人たちが黄金の子牛の像を造ってそれを崇拝していた】
これは、私は「ああ、子牛の像だったっけ」くらいの記憶でした。
【怒ったモーセは十戒の石板を破壊した】
これは「え、そうなの?」と驚きました。石板バリーンといくほど黄金の子牛にキレていたとは。
詳細は省きますが、番組では黄金の子牛の像はハトホルの像だ、という見解に行き着きます。これを聞いた時、かなりびっくりしました。
つい2日前にハトホルの話をしたばかり、というのもありますが…
旧約聖書の物語をあまり知らない私は、モーセはすごい人、ヘブライ人たちが偶像崇拝をしていたのは悪いこと、つまり黄金の子牛を造るのは悪いこと、と漠然と思ってました。ぜんぜん深く考えていませんでした。
でもハトホルを崇拝していたとなると話は別です。だって私も『ハトホルの書』の内容が好きで、ハトホルさんたちに親近感を持っているんですから。なんでハトホルを拝むことが、そんなにイケナイことだったんでしょうか?
「モーセがエジプトを出た時のファラオはラムセス2世だった」という仮説が、これまでは一般的だったようです。でも番組では、それよりもっと前のアクエンアテン(=アメンホテプ4世)だった可能性があるという見解を提示します。アクエンアテンといえば『古代の宇宙人』にもよく出てきます。「頭が長いから(人間じゃないから)帽子で隠してるんだ!」 とか「よく見るとオバマ大統領に似てる! 」とか、いろいろ好き勝手言われてるファラオです。ツタンカーメンのお父さんですね。
陰謀論や都市伝説はさておき、史実として知られているのは、彼が多神教から一神教への宗教改革を図ったということです。旧来のエジプトの神々を排除して、アテン神だけを信仰しなさい、と。
番組を見ながら思いました。唯一神ヤハウェってエジプトの神々とは関係ないと思ってたけど、アテン神のことだったのかも? それならハトホル信仰はダメってことになったのも納得。
その後いろいろ調べていたら、心理学者のフロイトが「アテン神がヤハウェの原形とする説」を唱えていた、というウィキペディアの情報も出てきました。「アテンがヘブライ語の主(アディン)と類似するなどの根拠をあげている」と書かれています。
そこで思いました。
アテンは太陽神だから、日ユ同祖論の方向で考えると
おてんとさま(お天道様)
アテンさま
…似てない? さすがにムリがある? 同じこと考えた人、どこかにいるのかな?
そしてここで最後のびっくりポイントです。番組に出てきたのは、シナイ砂漠のハトホルの神殿跡にある、当時のヘブライ人が石に掘った落書き。これはモーセよりずっと前の時代のものです。エジプト人が使っていたヒエログリフ(エジプト象形文字)をマネて、当時は文字を持たなかったヘブライ人が自分たちの言語を文字にしてみた最初の文字が、ハトホルの象徴である「牛」を意味するヘブライ語「Aleph」。角が2本ある牛の頭です。
そして次の文字が「家」を意味する「Bet」。
Aleph + Bet --> Alphabet
アルファベットの起源! 知らなかった~!
アルファベットの最初の「ア」はハトホルだったんですね。
宇宙創成の「ア」
あいうえおの「あ」
アルファベットの「ア」
日本語の仮名は、どうして「あ」から始まるんだっけ? いつか調べてみたいです。
長文を読んでくれてありがとう😊
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