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your school コンテンツプロデューサー山田燎河 のこれまでとこれから

小川)今回はyour schoolの山田燎河さんに来ていただきました。宜しくお願いします!

山田)お願いします!

ーTranSeとの出会いを教えてください。

山田)大学の部活を引退したのが2019年の1月のタイミングで、その頃に動画と出会いました。優介がもともと友達だったので、彼に連絡して「動画教えてよ」って言ったら、「じゃあちょっとオフィス来てYouTubeの手伝いやってみる?」みたいなところからTranSeに出会いました。そこが最初ですね。

小川)そうなんですね。動画に出会ったタイミングは就職活動の時期ですか?

山田)就職活動は終わっていました。動画と全く関係ない会社に内定が決まっている状態で出会ってしまっているので、動画やりたいけどもう就職決まっちゃってるよ、どうしよう(笑)っていう状態の時ですね。

小川)動画に出会った一番初めのきっかけは何でしたか?

山田)優介かなー。大学でチアリーディングをやっていて、引退1、2週間くらい前に、

「もしこのまま部活を引退したら僕は空っぽになってしまう…何か熱中できるものを探さないと空っぽになってしまう!」

と思ったから、色々探していました。優介とは高校でも仲良かったし、大学入ってからもちょこちょこ会って直接話を聞いたりして、「すごい面白そうなことやってんな」って思ってました。いざ引退1、2週間前になって考えた時に、SNSってすごく表面的なものではあるけれど、他の仕事をやっている人たちよりは楽しそうに見えて、動画で仕事をしたいと思ってました。

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小川)なるほど。めちゃくちゃストーリーがありますね。
じゃあTranSeは結構長いですか?

山田)長いっすね。でも仕事は全然一緒にしてなくて。

小川)そういう出会いがあって、そこからフリーで映像で仕事をしていったって感じですかね?

山田)そうですね。フリーになったのが就職をして1年後、ピッタリ1年就職してからフリーになりました。その頃は自粛期間で、コロナで仕事が一切無く、家からも一歩も出れずどうしようっていう時に、YouTubeコンテンツを作ろうって思って、そこでオンラインで会ったこともない状態でいろんな人と関わりました。そこで出会った人たちと自粛明けに色々仕事をするようになって、映画の現場に行ってアシスタントにつかせてもらったり、広告の現場でもアシスタントで入らせてもらったりしながら、個人でもビデオグラファーとして動画を色々作ったりしていく中で、今年1月にTranSeの須藤から声をかけてもらって、your schoolに参加するっていう流れですね。

小川)じゃあ1回就職して1年間は企業で働きつつ、映像の仕事もやりながら独立したって感じですね。
独立してコロナにぶち当たって…結構辛かったですよね?

山田)結構辛かったですね。でもこれ以下はないなと思って。逆にポジティブに捉えるとこんなに仕事がないってことは自分のインプットに時間を割ける期間だなぁって思って。イラレ (Illustrator)とかフォトショ (Photoshop)とかはある程度使えるようになったり。人間関係を構築したりとか、そっちの時間に充てれたっていうのが、今思うと良い時間の使い方になったのかなぁとは思っていて。その時は不安で仕方なかったんですけど、会社員時代の貯蓄を切り崩して、

やばい飯食えなくなるかもみたいな(笑)

不安はありつつもなんとかなるだろうという精神でやってましたね!

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小川)自粛期間でオンラインでしかコミュニケーションが取れない中、関係値を築いて一緒に仕事ができるってスゴイですね!
自分からメッセージ送ったりとか、全く知らない状態から色々な人と繋がっていったんですか?

山田)最初はお互いチームで制作してて、それぞれの知り合いを連れてきたり、SNSで見つけて声をかけたりしてました。コロナ禍で生活がガラっと変わって、さまざまな職業の人がさまざまな境遇の人がどういう生活の変化をしていくのだろうか。みたいなドキュメンタリーを撮ろうってなって、ほぼ毎日みんなでzoom MTGしてたので、ここまでの関係が構築できたのかなと思います。

小川)その時に制作した動画ってありますか?

山田)YouTubeに上がってます。

小川)あ、本当ですか!じゃあ添付しときます。

山田)ありがとうございます!

ー今TranSeではどんなことをやっていますか?

山田)今はコンテンツプロデューサーっていう立場で、your schoolのオンラインクラスの映像制作を担当しています。普通映像を作るとなると、クライアントと代理店と僕たちのようなクリエイターがいると思うんですけど。your schoolの場合は、パートナーさんとyour schoolとユーザーさん、この3者で考えていて。

いかにユーザーさんへ良いコンテンツを届けられるのかもそうですけど、パートナーさんがオンラインクラスの制作を通して、いかに素晴らしい体験をするか。

そういうことも並行して考えています。あとはyour schoolの売り上げを立たせられるように、予算の管理やスケジュール管理も担当しています。予算とスケジュールを管理しながら、ユーザーさん、パートナーさん、your schoolっていう3者の目を持って、映像をより良いものに作り上げていくっていうことをしてますね。

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ー仕事での失敗ってありますか。またその乗り越え方。

山田)データを飛ばしましたね(笑)

小川)結構焦りますよね、データ飛ばした瞬間は(汗)

山田)焦るはすぐ通り越すんですよ、データを無くすまでいくと(笑)
逆に冷静になって、もう終わったなって思いました。何もできないし。挽回のしようがないから、ただひたすら謝ることしかできなかったです。

小川)リアルですね。良くないことですけど、クリエイターだったら誰しも一回はやってる気がする。
どうやって乗り越えたんですか?

山田)乗り越えてないですよ。だってもうないんだから。謝ることしかできない。その案件としては乗り越えられたけど、二度と起こさないために何ができるかなって考えたら、バックアップ体制見直すとか、そういうことになるのかなぁって思います。

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ー仕事をしていく中で大切にしていることってありますか。

山田)仕事をしていく中で大切にしていることは、

心に余裕を持つこと。

余裕がない状態で仕事をしていると、タスクばかりを目で追ってしまって、新しくインプットをすることもできなくなってしまうし、柔軟なアイデアも出てこない。おまけに単純な作業の作業効率も落ちる。っていうので結構自分にストレスを溜めないことを意識してますね。

小川)余裕を作るって難しいかなと思ってるんですよ。自分が把握している以外のタスクが急に入ってきたりとかすると思うんですけど。その時はどういう形で余裕を作っていくのか気になります。

山田)予想外のタスクが入ってくるかもしれないなっていうのをある程度、想像しておくというか。自分のスケジュールの中だけじゃなくて、他の人のスケジュールも並行して、この人が今この状況だと、僕にこのタスクが降りかかってくるかもみたいなことを想像しておくんです。そうすると、急にタスクが来たとしても心に余裕が持てるかなって思います。

小川)なるほど、めちゃくちゃ良いですね!

ー働いていて楽しいと感じるときはどんな時ですか。

山田)試行錯誤している時とその成果が目に見えてわかった時。失敗した時も楽しいかも(笑)思ってたことと違うなっていう楽しさも若干あるんですけど、実際成果が出た時は楽しいですよね!
なんか結果だけを楽しむって、すごいもったいないと思っていて。頑張って頑張ってやっと成果が出て嬉しいだけだと、その一瞬しか楽しめない。10あるうちの最後の10だけ。じゃなくて

0から9まで楽しめたら良いなぁって思っていて。

そのためにはただ作業するんじゃなくて、自分の意思を持って一個一個の作業をしていくことが楽しむポイントなんじゃないかなと思ってます!

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小川)なるほど!ただ、過程を楽しめないこともありますよね。

山田)そうですね。過程を楽しめない時も全然あります(笑)だから全部の過程を楽しめるようになりたいなっていう思いもあって。全てを楽しめてるわけじゃないので、楽しめてないことをどうしたら楽しめるのかなって思ったら、やっぱり

何かしら意図を持ってその作業をする

っていうのが大事なことかなと思います!

ー今課題に感じていることと、これから力を入れて行きたいこと。

山田)センスの言語化。
いわゆるセンス良いねって言われる動画って、人それぞれの感性があるし、絶対そうとは言い切れないじゃないですか。これはセンスが良い動画だから良いものだって言うのは難しいので、じゃあどうやったら人を納得させられるんだろうってなった時に、一個一個にちゃんと理由を持って作るっていうのが大事で。一個の動画を作るにしても、何か伝えたいポイントがあって、テーマがあったりして、総合的にそのポイントを抑えつつ、なおかつ格好良いものを作るっていうのが、センスの良い動画かなと思っていて。伝えたいテーマやポイントをちゃんと伝えられてるし、感情的にもこういう意図があってというのをちゃんと言語化できるようになりたいなって思ってます。今は全然できてないです(笑)

小川)そうなんですか?(笑)

山田)全然できてないし、いろんなところでセンス的な課題は感じてますね。

小川)センスを言語化していくのってすごく大切ですよね。

山田)大切ですね。カットの選び方から、どの位置に持ってくるかとか、1フレームカットのタイミングが違うだけで、全然変わった印象になるし、音楽の選び方とか。それぞれにちゃんと理由を持てるようにならないと生き残れないし、っていうところで常に課題を感じてますね(笑)

小川)楽しみですね!そうなった時の燎河さんがどうなっていくのか。

山田)そうですね。何十年かかるのかわからないけど(笑)

ーこの記事を読んでくれた人へ一言

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山田)じゃあTranSeに興味を持ってる人へ。多分TranSeっていう会社は、

会社に対してとかプロダクトに対してとか、愛を持って制作している人がたくさんいるんだなって感じていて。

以前、映像とは全く関係ない会社に就職した時に一切感じなかったような熱さとかがすごく感じられる会社で、スタートアップっていう言葉がすごくイメージとして合うような会社なのかなって思ってます。何か熱い気持ちを持って制作したいとか、一人じゃできないことを大勢と切磋琢磨してやりたいとか、そういう気持ちがある人はすごいカルチャーフィットするんじゃないのかなって思ってます。
僕もフリーでやってる身なんですけど、週5で今は来ていて。フリーでやっている中では味わえないような経験ができる会社だと思うので、TranSeに興味がある人はちょこちょこTwitterとかでいろんな役職の募集とかしてるんで、そういうのをチェックしてもらえたらTranSeと関わる機会もたくさん増えていくと思います。なので、フォロー等よろしくお願いします(笑)
回し者みたいですね(笑)

小川)ありがとうございます(笑)最近は募集結構かけているのでぜひチェックお願いいたします。
ということでyour schoolのコンテンツプロデューサーの山田燎河さんに来ていただきました。ありがとうございました!

山田)ありがとうございました!

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▼山田燎河さんSNS
Twitter : @ryogafilms
Instagram : @ryoga.yamada

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