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「ひとのこえ」が好きな筆者の「推し」

今日はちょっとした思いつきで書き下ろします。


ここから…どこから?


 私は趣味の一つとして、「映像鑑賞」を挙げています。
 1987年~2002年までは、ごく普通に実写の映画をよく見ていました。
 今は、見る気がないわけではないけれど…、視聴傾向としては、ほぼ日本のアニメーション一辺倒です。
 娘が2人いるので、彼女らが幼い頃(90年代~00年代)はお付き合い視聴だったものの、今は完全に自分の好みだけで見る作品を選んでいます。

 きっかけは、アニマックスでたまたま見た『ハヤテのごとく』と、その原作を読んでたまたま知った『らき☆すた』あたりからでしょうか。
 実はこの2作の放映開始は、ほぼ同時期の2007年4月でしたが、そもそも『ハヤテ…』を見始めたのが少し遅れてで、家族そろってファンになったことで原作も読んでみると、『らき☆すた』が元ネタらしき描写があり、ではこれも見てみるかという流れだったので、どちらも1、2年のタイムラグがあります。だから一応、本格的にいろいろ見始めたのは2009年くらいだったと思われます。

 また、きっかけは忘れたものの、たまたま『夏目友人帳』を見て、家族にも大いに布教したり。
 「父親・母親世代にもおすすめの作品」としてよく挙がるタイトルですが、かといって…(作品を侮辱したり毀損したりするつもりは全くありませんが)若い人たちからこのタイトルを持ち出されると、「こういうほのぼの系あてがっときゃいいんでしょ」感を勝手に感じ取り、やや微妙な気持ちになったりします。面倒くさい初老女でごめんなさいませ。
 妖怪変化が山のように登場するし、不穏な人間キャラもそこそこ出てくるので、単純に「ほのぼの系」という言葉を使うのもためらわれますが、おすすめする人たちが「心が洗われる」「まったり見られる」的な言葉で説明するのでつい、ですね。

 今にして思うと、アメリカの大人気シットコム『フルハウス』では騒々しい少女“キミー”役だった伊藤美紀さんが、『夏目友人帳』では母性と善性の固まりのような“塔子さん”(主人公・夏目貴志の里親)を演じていて、声優さんの演技の幅に驚嘆するようになったのは、多分この時期です。

 幼少期、「この人の声好きだなあ」と意識していたのは、『巨人の星』シリーズの花形満、『ルパン三世』シリーズの石川五右衛門、『キャンディ・キャンディ』のアルバートさん、キャプテンハーロックなどを演じていた井上真樹夫さんです。
 5年前の11月29日、80歳で鬼籍にられました。ちなみにお誕生日は11月30日だったので、ほぼ81年の生涯ということになります。
 実はXのアカウントはまだ稼働中であることを今確認しました。生前は一般ファンのフォローも律儀にフォローバックし(私も拾っていただいた1人でした)、とても心温まる交流が垣間見られました。
 お顔もお声も中身も、最後までイケメンさんだったみたいです。

現在の「推し」


 今、好きな声優さんを尋ねられると挙げる名前は、日野聡さん、津田健次郎さん、竹本英史さん、中田譲治さん、沢城みゆきさん、遠藤綾さんなどです。
 いや、引きこもりに近い生活をし、家族ぐらいとしか口を聞かない私に「声優さんで誰が好き?」と聞く人などおらず、聞かれてもいないのに自らこうやって名前を挙げているだけなのですが。
 あえて名前は挙げないものの、正直苦手だなと思う声の演者さんがすこーしだけいる程度で、大抵の声優さんの声はそれぞれに魅力的だし、その演技表現にいつも魅了されています。

 全アニメ作品で一番好きなキャラクターは、『テニスの王子様』シリーズのやなぎ蓮二れんじ(立海大付属中3年)です。竹本英史さんが演じています。
 押しキャラは、ひいきの声優が演じているキャラだから好きという場合と、キャラを好きになったから声優さんにも興味を持ってファンになったというパターンがありますが、思い返すと後者の方が圧倒的に多いように感じます。

 いずれにしても「きっかけキャラ」というのが存在するわけですが、それぞれのきっかけ作品(とキャラ)を挙げるなら、日野さんなら『AMNESIA』のトーマ、津田さんは『TIGER & BUNNY』のネイサン(ファイヤーエンブレム)、中田さんは『ケロロ軍曹』のギロロ、沢城さんは『GA 芸術科アートデザインクラス』の友兼兄妹、遠藤綾さんは『花咲ける青少年』の花鹿かじか・バーンズワースなど(『らき☆すた』のみゆきさんも魅力的でしたが、決定打は花鹿でした)。

こんな議会で速記取りたいor反訳したい


 声オタでなおかつ速記や会議録調製の仕事をしている方なら、一度は考えるであろう(どうだろう…)ドリームチームについて考えてみました。
 私は国会の学校でお世話になったものの、実務は地方議会と民間での経験しかないので、地方議会をベースに考えてみました。
 実はこれについて2009年頃にWeb日記で書いたことがあり、残念ながらその後鬼籍に入られた声優さんも含まれています。

【執行部】

〇首長(県知事・市町村長)
低音で力強くカリスマ性を感じるお声がいいですね
若本規夫さん 銀河万丈さん 楠大典さんなど

〇助役・副市町村長
中央官庁から出向でいらした、おしゃれで知的なおじさま
大塚芳忠さん

〇教育長
聞きやすい、優しくてソフトな語り口
小川真司さん 田中秀幸さん

〇部長級・課長級(町村の場合)答弁者
ただ単に「この人の声が聞きたい!」で選んだ
中田譲治さん 

【議会正副議長・議員】

◇議長
高からず低からずのきれいなバリトン
議員指名や会議を取り仕切るための発言が多いので、癖のない声
井上和彦さん

◇副議長
議長に穴があいたときに登場する いわばレアなカード
たまに聞いてドキッとするような艶っぽい声
子安武人さん

◇ベテラン(5、6期以上)

富田耕生さん 飯塚昭三さん 緒方賢一さん 青野武さんなど
ベテランならでは(言い換えれば「じいちゃんの言うことだから」的)の際どい内容の話も 何となく受け入れてしまいそう

◇中堅(3・4期くらい)

立木文彦さん
市民運動から担がれたリーダータイプ
あるいは議員数が二番手、三番手くらいの会派の代表

山寺宏一さん
よき家庭人で、子育て支援や教育に関する掘り下げた質問が得意

江原正士さん
委員会など議員指名に従わずに発言が飛び交う場で
このくらい特徴のある声の人がいてくれると助かる
また、同じ理由で三宅健太さんなど

島本須美さん
「優しい声と口調で、実はかなり厳しいことを言っている…」
みたいな感じを聞いてみたい

◇若手

阪口大助さん
理想と情熱の「ザ・若手」って感じの声

梅原裕一郎さん
ひたすらインテリイケメンのイメージ

遠藤綾さん
ちょっと強めの調子で話してもヒステリックにならず
すんなり耳に入ってきそう

鈴木れい子さん
教師生活を退いた後初出馬・当選みたいな
オールドルーキーのイメージ(という意味での若手)

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