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MMGX Ultimate League 大会レポート


初めましての方は初めまして!
そうでない方はお久しぶりです!
チーム「MMGX」所属のTransと申します

今回は現在我がチームで絶賛開催中の「MMGX Ultimate League(通称MUL)」について紹介していきます!
今期で2シーズン目となるこの大会の内容やハイライトまで、ボリュームたっぷりでお届け致します!

1 MMGX Ultimate League(MUL) 大会概要

まず、簡単に本大会の概要を紹介

この大会はチームMMGXにおける「究極のシャドバプレイヤー」を決める内戦シリーズ
各パック期間中の3ヶ月で1大会となっており
・レギュラーシーズン
・プレーオフシーズン
の2つに分かれて戦うこととなる
最終的にはプレーオフシーズンで1位になった選手が優勝、というわけだ

各シーズンの概要は以下の通り

(1)レギュラーシーズン

ここではチームメンバー全員が参加し、プレーオフへの出場権をかけて計8回程度の内戦でポイントを稼いで戦い抜くものとなる
細かいルールは以下の通り

・毎週末、土日のどちらかで開催
・BO1 総当たり(参加者多数の場合、最大5戦まで)
・フォーマットはローテ(最低5戦以上)、アンリミ、2pickのいずれか
・1回勝つごとに1pt、優勝(同率も含む)すると追加でボーナス3pt
※RSL期ルール改正: 優勝ボーナス 3pt→1ptに変更
・ポイント獲得数の上位5名がプレーオフに進出

最終的には合計ポイントが問われるため、シーズンを通して安定して勝率を出せるプレイヤーは優位に進めやすい
また1勝でもできればポイントが貰えるため、内戦への出場数も重要なルールとなっている

2 プレーオフシーズン

プレーオフシーズンはレギュラーシーズンの上位5名ワイルドカード枠の1名を加えた6名で優勝者を決めるトーナメントである
優勝者には5000円、準優勝者には1500円の例のカードが主催者より贈呈される

細かいルールは以下の通り
・ローテーションBO5 デッキ公開制
・トーナメント表は順位で決められており事前に発表、同率の場合はローテBO3での直接対決結果をもとに決定
・各試合には勝利者予想も付随、的中者には簡単な景品もある

プレーオフトーナメント表

※ワイルドカード争奪戦について
レギュラーシーズン6位以下の方々の救済内戦
ここでの優勝者は自動的にプレーオフ進出、2位はプレーオフに欠員が出た場合の補欠枠の資格を獲得できる
内容はレギュラーシーズンと同様(ローテ)、ただし2位までで同率となった場合はそれぞれの順位で再度BO1を行い、順位が確定するまで行う

レギュラーシーズンとは異なり、デッキ選択や投げ順等より競技的なスキルが重要になってくる
事前に対戦カードは判明しているため、純粋な実力だけでなく「人読み」も大切になる

また、ワイルドカードでは内戦への定期的な参加が難しいプレイヤー、および不調だったプレイヤーへの救済枠として設定されてる
レギュラーシーズンのポイントには一切依存しないため、最後の最後まで「ワンチャン」が残されているのだ

2 ORS期 シーズン解説

レギュラーシーズン

シーズン序盤は開幕戦に優勝を果たしたジェネラル選手が独走状態に
同じく優勝を経験したトンヌラ選手とLapin選手が続くが、2位以降の争いはこれ以降最後まで激戦状態となる

一方で中団争いでは継続参戦していたメンバーに加えて、第3戦、第4戦と優勝した泉選手、第5戦、第6戦と連続優勝したSui選手が一気に5位争いへ加わりTOP9が混戦状態へ
それまで2位争いをしていたメンバーも気を抜けない状態となった

レギュラーシーズン ORS期第6戦終了時点

迎えた終盤ではそれまで2位を保っていたトンヌラ選手が失速、代わりにLapin選手が復調し最終戦も優勝
最終結果では首位のジェネラル選手にあと1ptのところまで追い詰めた

レギュラーシーズンの最終結果は以下の通り

レギュラーシーズン ORS期最終リザルト

TOP5の顔ぶれを見ると
終始高勝率、優勝多数 ジェネラル選手(1st)
フル出場を果たしつつ、ムラなく勝率を維持 羽倉選手(3rd)、あるとりあ選手(4th)
勝負どころで優勝を果たしてポイントを稼ぐ Lapin選手(2nd)、トンヌラ選手(5th)
といったように、かなり特徴的なメンバーが揃う結果となった

プレーオフシーズン

優勝 ジェネラル
2位 Lapin

ワイルドカード争奪戦では5人が参戦
これまでの内戦でも戦績の良かったどらみ選手がマガチヨEを持ち込み、ただ3勝1敗と勝ち越してプレーオフ進出
2位争いは三つ巴の争いとなったが、サドンデスで2連勝を果たしたはるる選手が補欠枠を勝ち取る結果に

これにてトーナメントが下記で確定、結果はこの通り

プレーオフラウンド ORS期リザルト

迎えたプレーオフでは4位通過のあるとりあ選手がラウンド2まで一本も落とさず絶好調
期待されていたどらみ選手はまさかのコントロール3本持ちを決意したトンヌラ選手の策略にハマり敗北、一発勝負の怖さが出たゲームだった

一方で勝者側決勝ではLapin選手が0-2から3連勝を果たし見事GFに進出、賞金を確定させた
ジェネラル選手は敗者側で絶好調のあるとりあ選手と激突、死闘を制してGFに進めることとなった
そのままGFでもLapin選手に3-2でリベンジを果たし優勝
レギュラーシーズン首位の意地を見せた結果となった

3 RSL期 シーズン解説

レギュラーシーズン

開幕から2連勝を飾ったHunting Time選手が一歩抜け出すも、負けじとジェネラル選手も優勝を重ねて追いつく
この2人が抜け出すも中団争いは熾烈を極め、第6戦終了時点では4人が4位タイで並び最終戦直前まで9位から昇格圏まで2点差と大接戦に

レギュラーシーズン RSL期第6戦終了時点

最終的にはシーズン終盤に絶好調だった羽倉選手が一歩抜け出し、皆勤賞となったLapin選手も最終戦で逆転を果たした

最終成績は下記の通り

レギュラーシーズン RSL期最終リザルト

上位5人のラインナップの中でも羽倉選手は出場こそ少ないながら怒涛の3連覇と勝率74%と圧倒的なスタッツを記録、大いに存在感を発揮した
前期からの変化はHuntingtime選手のみ
全員が内戦優勝を経験しているなど、層の厚さをまざまざと見せつける結果となった

プレーオフラウンド

優勝 ジェネラル
2位 あるとりあ

ワイルドカード争奪戦では4人が参戦
アグロネクロを握ったあるとりあ選手がサドンデスを経てプレーオフ進出を果たす
惜しくも敗れたどらみ選手が補欠枠となった

これにより決勝トーナメントは以下で確定、結果は以下の通り

MULプレーオフラウンド RSL期リザルト

敗者側1回戦では前期に続いて
羽倉選手 vs あるとりあ選手
のマッチアップが実現
リベンジを阻止し3-1であるとりあ選手が勝利すると、Lapin選手、Hunting Time選手を倒すなど破竹の勢いで決勝まで進出

最後はジェネラル選手に惜しくも敗れるが、ワイルドカードから賞金獲得まで勝ち残るなどメンバー全員に夢を見せる結果となった
勝利したジェネラル選手はこれでMUL2連覇を達成!
不動の王者として君臨することとなった

4 主催者 選手紹介

さて、ここからはこのMULの主催者、およびピックアップした選手の個人にフォーカスして見ていきます!
今回はこの2シーズンでプレーオフ進出を果たした選手達をご紹介!

主催者 ぱんどら(MMGXサブリーダー)

ORS期 7pt(13th)
RSL期 13pt(7th)

本大会の主催者であり、企画代表
ルール統括や各内戦の運営は彼が行っている、いつもありがとう
また円滑な進行のため、ぱんどら選手だけは偶数人の場合にはレギュラーシーズンに参加できないという制約が設けられている

そんな中でもRSL期には唯一の無敗優勝を記録
直近ではグランプリやガントレット優勝も複数回達成しており、実力も申し分なし

試合に出られる回数が増えれば、自ずとプレーオフ進出候補の筆頭でしょう

ジェネラル

ORS期 レギュラーシーズン 25pt(1st)、プレーオフ 優勝
RSL期 レギュラーシーズン 23pt(1st)、プレーオフ 優勝

2期連続でレギュラーシーズン首位、そのまま連覇をするなど現MMGXの最強プレイヤーと呼んでも過言ではない
特にORS期は優勝2回を含む勝率65%を残すなど圧倒的な実力を発揮、RSL期も優勝2回と高水準でポイントを稼ぐ圧倒っぷりであった
プレーオフもLapin戦の一敗のみと王者の戦いっぷりを存分に見せつけることに

来季は誰が彼を倒すのか、今から期待が集まる

Lapin

ORS期 レギュラーシーズン 24pt(2nd)、プレーオフ 準優勝
RSL期 レギュラーシーズン 17pt(4thタイ)、プレーオフ 4th

ORS期は後半から調子を上げて一気に2位まで到達、プレーオフでも劇的な逆転劇を演じるなどで王者ジェネラル選手をあと一歩のところまで追い詰める
RSL期はレギュラーシーズンで苦しみながらも継続的な参戦のおかげで最終戦でプレーオフ進出を勝ち取ることに
プレーオフでも同ポイントのトンヌラ選手を下し存在感を見せた

悲願の優勝に向けて、彼の向上心は決して途切れることはない

羽倉静

Tsubasa

ORS期 レギュラーシーズン 20pt(3rd)、プレーオフ 5th
RSL期 レギュラーシーズン 20pt(3rd)、プレーオフ 5th

ORS期は継続的な参戦をしつつ大崩れをしない堅実な戦績を残しプレーオフ進出
対照的にRSL期は3度の優勝を含む、参戦した全ての内戦で勝ち越すなど少ない参戦数ながら大きく躍進!
プレーオフでは結果に繋がらなかったが、レギュラーシーズンでは主力の1デッキを定めた後の安定感に狂いはない

来季の彼の主力デッキは何になるのかが最も注目されるだろう

トンヌラ(MMGXリーダー)

ORS期 レギュラーシーズン 17pt(5th)、プレーオフ 4th
RSL期 レギュラーシーズン 17pt(4thタイ)、プレーオフ 5th

我らがチームのリーダーも、レギュラーシーズンでは実力を発揮
両シーズンともムラが多い戦績ながら、勝てる時にはしっかりと優勝まで繋げるなど勝負どころでの活躍は目を見張るもがある
また、ORS期にはプレーオフ一回戦にて人読みを交えた異色の持ち込みで勝利するなどその戦術性の高さも逸品だ

リーダーの意地を来季も見せ続けられるのか、来季も期待が高まる

あるとりあ

RtRE:@

ORS期 レギュラーシーズン 18pt(4th)、プレーオフ 3rd
RSL期 レギュラーシーズン 13pt(7th)、プレーオフ 準優勝※ワイルドカード1位

ここまでがMULプレーオフ常連組となる
ORS期は羽倉選手と同様に継続参戦しながらも安定した戦績で堅実に突破
その後のプレーオフでは3タテを連発するなど大いに活躍して3位を獲得

一方にRSL期は苦戦が続き圏外に
だがワイルドカード枠で勝負強さを見せてプレーオフ進出
その後プレーオフでも安定した試合ぶりで勝ち進み、見事2位をゲット!

2期連続で表彰台を獲得した彼が目指すのは、優勝の椅子のみだ

Hunting Time

ORS期 レギュラーシーズン 13pt(8th)
RSL期 レギュラーシーズン 22pt(2nd)、プレーオフ 3位

MULではORS期の後半から頭角を表しており、RSL期はその勢いのままシーズン序盤で2度の優勝を決めるなど首位争いの一角へと躍進、2位通過を果たした
MULという内戦システムの前でもシーズン王者となった経験があり、素質は充分

プレーオフでは惜しくも2連敗となってしまったが、vsあるとりあ戦では死闘を見せるなど今後に大きな期待を寄せる結果となった

最終シーズンとなる来季も、これまた優勝候補と呼べる選手でしょう!

どらみ

しろ

ORS期 レギュラーシーズン 15pt(6th)、プレーオフ 5th ※ワイルドカード1位
RSL期 レギュラーシーズン 1pt(12th) ※ワイルドカード2位

ORS期は出場数こそ少なかったものの勝率は最上位であり、その実力をワイルドカード争奪戦で遺憾無く発揮、プレーオフ進出を果たした
RSL期もサドンデスまで持ち込むなど、実力は全プレイヤーの中でもトップクラスと言える

継続参戦が叶えば来季も活躍が望める実力者と言えるでしょう!

その他の注目プレイヤー

ORS期では三つ巴の戦いの中でワイルドカード2位の座を勝ち取ったはるる選手は、レギュラーシーズンでもどらみ選手、ジェネラル選手に勝ち越す数少ないプレイヤーであり、新勢力ながら大いに活躍を見せた

またSui選手は2期連続で惜しくもプレーオフ進出は叶っていないが、実はアンリミ2連覇中など優勝回数は他のプレイヤーにひけを取らない爆発力がある
あと数pt届けばという惜しい展開が続くが、来季は悲願のプレーオフ進出を果たすのか、注目が集まる

ちなみにこのnoteの筆者であるTransは
ORS期 レギュラーシーズン 11pt(9th)
RSL期 レギュラーシーズン 13pt(7th)
という、何とも中途半端な成績である()
安定した出場ができればプレーオフの可能性もある…かもしれない

5 最後に

ここまでお読み頂きありがとうございました!

普段はみんなでシャドバをはじめとして緩く楽しむチームですが、こういった大会では最後まで非常に盛り上がりを見せていました!
そんな大会も現行ルール最後のシーズンとなる来季でどんなドラマが見れるのか、今から目が離せませんね!

またこの記事を見て「自分も参加したい」と思った皆さん、今ならまだ間に合います
気になった方はぜひチーム「MMGX」まで、よろしくお願い致します!

それでは、また次回の大会レポートでお会いしましょう!

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