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笑い声

毎週日曜8時といえば?

それはもちろん、『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』である。
もちろんそうである、間違いなく。

知らない人はいないと思うけど、一応説明を。
有吉弘行とレギュラー出演者、時々ゲストが出演して構成され、14年続いているラジオ番組だ。『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』略して、サンドリを聴き始めて5年目になる。

サンドリは出演者の日常会話やゲスナー(リスナーのこと、ゲスなメールばかり送ってくる輩ばかりだから、ゲスナーと呼ばれている)から届くメールを読んで、出演者が反応し、間には音楽を流すというごく普通のラジオ番組だ。


ラジオ番組は他にも無数にあるが、サンドリを5年も聴き続けられているのか。
出演者が自然体で誰かに聞かせる、聞いてほしい、聞き手であるリスナーに向けて発信されているであろうラジオを、全く無視して出演者同士でただ楽しんでいるラジオだからだ。

リスナーの為のラジオではなく、出演者のためのラジオだと感じる。
内輪同士で話しているから、言葉に飾りっ気がない。
逆にそれが聞いていて気持ちいい、ゲスナーからの訳のわからない質問なんかもマジで意味がわからなくて、馬鹿馬鹿しくてめちゃくちゃ笑ってしまう。

このバカバカしい時間が好きだから、5年も聴き続けているんだと思う。
意味や価値、多様性だなんだを求められる時代だからこそ、こんな意味のない、くだらないことで笑っている人のラジオを聞いて
笑っている時間がとてもくだらなく大切なんだ。



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