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主体的 vs 反応的:7つの習慣からの学び(5)

今回の学び:すべての結果を自らの選択の結果と受け入れることがとても大切な最初の一歩となる

自覚することから、刺激から反応に至るプロセスで主体的に選択をすることができる、という点は前回お伝えしました。

このことは、言い換えれば、主体的に自分の人生を作り上げていくことができるということだと言っていいと思います。

主体性を持つということは率先して力を発揮するだけではなく、人間として自分の人生に対する責任をとるということである。

他方、主体的の反対は反応的であると本書では述べています。すなわち、刺激を受けてそのまま選択することなく反応する、ということなんでしょう。

自分の人生に対する責任を放棄すると反応的になる。例えば、反応的な人の多くは周りの物的な環境に大きな影響を受ける。天気が良ければ、気分も良い。しかし、天気が悪ければ、気分も悪くなり、遂行能力も低下する。主体的な人は、自分お天気を持ち合わせている。(中略)かれらの行動は価値観に導かれており、質の高い仕事をする価値観を持っていれば、天気がどうであろうと関係ない。

ここまでは言葉の理解ですが、今回の学びは次の文章です。まさに、これは私が今キャリアの方向を大きく変えようとしている際に、自分の未熟さと合わせて感じていたことです。

心底から正直に「今の状況はこれまで私が行ってきた選択の結果だ」と言えるようになるまで、「他の道を選ぶ」ということはできない。

今までのキャリアでうまくいかなかったこと、より具体的には仕事の実績というよりは特定の人との関係について、「あの人が悪い」と思っていましたが、自分がその局面に至るpathを選択してきたんだ、ということを学びました。確かに、いくつも違う関係を構築するチャンスはあったんだと思います。それを相手に求めてはいましたが、私からは行動しませんでした。「あの人から関係改善のきっかけを切り出すべきだ」という自分勝手な「べき論」にこだわっていたのだと今は素直に認めることができます。

それを明確に理解したうえで、それでも、自分の新しい道を選びたい、と思えたことはとても大切なことです。

自分から変えていく、今日も少しずつでも前に進めるように、機嫌よく過ごします。

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