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トレイルヘッズは8年目に突入!今期のテーマは『DIO』

おかげさまでトレイルヘッズは8年目に突入しました!
昨年度は、HINOKOにサウナ小屋が誕生!サウナの制作過程で、スタッフやお客さんと一緒に焼杉で外壁を作ったことがとても印象的な出来事でした。

できたものを使うのではなく、作っている過程からふくらむワクワク感。そして一緒に作る仲間感。さらに、自分たちの手を加えるからこそ生まれる愛着。これら全てが、私たちが大切にしたいものでした。

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上)焼杉ワークショップの様子。15名ほどの方が手伝いに来てくれました。
下)完成したサウナ小屋

こんな活動をもっとやっていきたい!
...ということで、8年目のテーマは「Do It Ourselves」略して『DIO』に決定しました!このテーマのもと、トレイルメンバーの「今年やりたいDIO」をご紹介します!

Precious Plasticで、スノー&サーフグッズ(櫻井)

自分たちの手を動かしてもの作りをしよう!ということで、櫻井は最近眠らせていたPrecious plasticマシーンを使って何か作りたい!と思います。

Precious plasticとは何?という人も多いかと思うので少し説明すると、プラスチックを粉砕して溶かす、そして型に嵌めて違うプロダクトを作れるというオランダから始まったオープンリソースプロジェクトです

プロジェクトの詳細はこちら https://preciousplastic.com/

TRAIL HEADSではプラスチック破壊マシーンを以前作ったところから、我々の活動も一時中断しておりましたが、これを期にまた再熱しようと思います!

作るものの目標は2つあります。
私が最近ハマっていることは、夏はサーフィン、冬はスノーボード。プラスチックを使って自分だけのギアを作りたい!

そこで今期はスノーボード用スクレーパー(仮)と、サーフボードのフィンを作りたいと思ってます!あとはコースターやキーホルダーも作りたいですね。

自分だけのオリジナルギアを使って、身近なところからもっとプラスチックを再利用できると良いですね。

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プラスチックを粉砕するPrecious Plasticの機械

サウナのお供に、オリジナルの「焚き火ール」(増田)

檜原村のキャンプ場「HINOKO TOKYO」の運営をする中で、ずっと考えている企画が「焚き火ール(タキビール)を作ろう」です!

SAUNAができたときみんなで焚き火していたときのこと。焚き火を囲みながらビールを飲むのは最高ではないかという話になりました。そして、焚き火を合うビール=焚き火ールとして、オリジナルのものが作れないかと

HINOKOの会員さんと一緒に焚き火を囲みながら、「焚き火にあうビールってなんだろうと」わちゃわちゃ一緒に作りたい!
そしてHINOKO SAUNAに入ってビール片手にチル・・最高ですね。

ただ、そんな私はビール飲めません(笑)なので一緒にやってくれる方を募集しますー!

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みんなで焚き火と燻製をしたときの写真

EMARFで自宅用にオリジナルの家具を!(及川)

快適な家で過ごす時間が、私にとって1日をリセットして、次の日への活力になる大切な時間。以前リノベ会社で働いていたぐらい、家づくりには興味があります!

昨年は引き続きコロナ禍だったので、自宅でちゃんと仕事できる空間がほしくなりました。2人暮らしなので、2人が同時にオンラインミーティングが必要。そこで空き部屋をワークスペースに変えることに!

元々が手付かずの部屋でしたが、白い壁もツルツルの床もなんだか味気ない…。そこで、壁紙の上に塗れる塗料で、1面だけカーキっぽいベージュにペイントし、マルガリータの本棚を入れました。ペイントは骨の折れる作業でしたが、ちょっと手を入れることでよりしっくりくる空間に!

家もDIOでいろいろできるなあ~
ということで、今年は家具作りに挑戦したいと思っています。

大工作業は得意ではないので、EMARFのワークショップに参加する予定。どんな家具がほしいかイメージを持っていくと、図面起こしからショップボットでの切り出しまで、しっかりサポートしてくれるようなのです。ただ買うのもいいけど、「どうやって暮らしたいか」を話し合いながらの家づくりはおすすめですよ。

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DIOで整えた自宅のワークスペース。背面の壁は自ら塗装。

HINOKO TOKYOにスケボーのランプ(永島)

永島がDIOしたいのはスケボーのランプです。
ランプって何かというと、スケボーとかスノボーとかでよく見る、半筒状のいったりきたりできるアレです。

かくいう私、実はダンサー時代の知人に誘われて、20代半ばにしてスケボーに手を出したばかりのど素人。それでもスケボーって知れば知るほどスタイルも遊び方も幅広くて、すっかりハマっています。

中でも個人的に好きなのが、ランプなどで傾斜地形(アール)を使ってターンしたり、技を決めていくスタイルです。

しかし・・・
トレイルヘッズやコワーキングスペースMAKITAKIの周りには横乗り族が多いのに、なぜかスケボー人口が少ない!(と勝手に思っている)

そこでもしHINOKO TOKYOにランプができたらみんなどハマりするはず!(と勝手に思っている。)

なんならスケボーの板もDIOして、みんなで取引先までひとプッシュもしたいですね!

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みんなで手を加える「海辺の小さな小屋」(高山)

今年の夏からサーフィンを始めたのですが、都内に住んでいるとどうしても海まで2時間弱…

まだ波に乗るどころか、どこの海に行けば良いのかさえ分からない初心者にはもっと練習時間が必要だ!という事で、海辺に小さな小屋をDIOして週末は朝晩練習に励めたらな〜と思っています。

長くかかってもいいので、少しずつ、家族や友人と手を入れながら、みんなで使えるような小屋があったら楽しそうじゃないですか!?

大学の時に、団地活性化のお手伝いでクロスの張り替えをやらせてもらった事がありました。その時の経験から、道具とやり方を教えてもらえたら、意外となんでも自分たちで出来るんだよな〜と思ってます。

みんなの経験値も高められる、リビルディングセンターみたいな学びの場所にもなったらもっと面白くなりそうですね!

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旅先で出会った小屋たち。こんな小屋をDIOしたいです

グリーンウッドワークで暮らしの道具作り(山口)

昨年一年はHINOKO SAUNAの建築に間近で立ち会っていたため、木材を使ってのモノづくりの意欲が高まりました。そして外壁材に使用した焼き杉は、皆で手を動かしながら火の粉で服がボロボロになりながら完成させた力作です。

そして皆で入魂したSAUNAに入った時に思ったのです。
誰かが作り上げた想像を超えたものも魅力的ですが、自分たちの手を動かして作り上げたものはなんだか空間を纏う熱量が違うぞ、、、と。

さらに予想をしてなかったのは、たくさんの人たちがその空間を最高に楽しんでくれていること。(ありがたいことに事業も好調!)

今期のテーマに掲げたDIOは、仕事の中に自分たちの手作業で作り上げる過程を組み込む施策です。

さて、僕は今期何をしたいかというと、この一年は檜原村にどっぷりと浸かり、森や川、木材や魚などを学んできました。それらを楽しむためのツールづくりとして、グリーンウッドワーク、つまり生木の削り出しを楽しみたいと思います。スプーンやカップなどが一般的かもしれませんが、キャンプツールからフライフィッシングの道具、ワークツールや暮らしの道具まで、さまざまなものが作れます。

こんなにたくさんの木材があるのであれば、もっと自分たちの生活に溶け込み遊びにも使えるツールを作っていきたい。そしてあわよくば、みんなで使えて楽しめる場作りもしていきたい、と考えています。

8年目も森の中に身を置く時間がますます増えそうです。

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HINOKO TOKYOで作業をするトレイルメンバー



Editing:及川静香(TRAIL HEADS)

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