FXとの出会い２

こちらは2話になります。
まだ1話をご覧になってない方は、下記のリンクよりご覧いただければと思います。

無知は罪です。必然性を持って負けるロードが出来上がっています。出血（負債）は気づかないうちに広がっていき、気づいたときには手遅れ（退場）になることも多々あります。

当時はレバレッジ400倍の使い方を10万で4000万の取引ができるという認識しか持ち合わせてません。勿論今はレバレッジを有効的に活用しているので全く違う認識ですが、ここではその詳細は省かせてもらいます。知識があればレバレッジは怖くない。

消費者金融も手慣れたもの。2回目の僕は何が必要かすでに理解してました。当時はグレーゾーン金利バリバリ年利18％なんて当たり前。それでも50万借りて毎月1万返せば利息は返せるから余裕だぜ！くらいにしか考えてません。というわけで、おめでとうございます。2件目の消費者金融B、合計100万円の融資に成功しました。（50万は既にない）そこで10万で追証を解除、最初の消費者金融Aにも10万円振り込みます。
これで残り30万。うーん、ちょっと足りないな。あ、そうだ最初の消費者金融Aの枠が10万円回復したからまた借りればいいじゃん。負のループ。

そうしてゲット（負債）した40万をFX証券会社にすべて入金。
反映されるまでの時間は鬼のように長い。その間もチャートを見ていて、チャンスを逃しまくっているような気になって落ち着かない。
勝てる前提でしか脳みそが動いてないので、お花畑は油田くらいに成長していたのだろうね。

さて無事反映されてみれば相場迷子。全くどっちにエントリーしていいかわからない。でもどうしてもポジがほしい。ポジがないと落ち着かない。禁断症状が出てきそう。とりあえずボリンジャーバンド2σに触ったら逆張りすればいいと本に書いてあったのを思い出してビビりながらエントリー。
その時は調子が良かったのか、10pipsほどで利確に成功！

この時の僕の気持ち、もうわかりますよね。

トレードって簡単じゃん！！！！！！！！！

福利で勝ち続けると1ヶ月もあれば億トレーダーだな！

将来タイムマシーンが完成するのであれば、どうか僕の暴走を止めてきてほしい。確かに負けるという事は勉強代ともなりうるのだが、この時の僕はただのジャンキーまっしぐらだったわけで。

父さん、今わかったよ。この時だよ。

あ、どうでもいいけど2009年に戻るならRAIZAPの株を買っておいてほしい。10年で100倍超えるからとお伝え下さい。

ここから先は結末が見えていますよね。
全く勉強せず、感覚のみでトレード。ロットは大きい。ポジを持ったら寝る時間もなくチャートを眺めている。そのうち仕事中もトレードのことで頭が一杯になってくる。

そんなトレードが勝てるほど相場は甘くないですよね

負けてもおかしいのは相場で僕は悪くない。今日はたまたま負けた。明日は大丈夫だ。でもポジがないから何か持っておかないと。。。

普通の人ならここで心折れて退場や引退となるのだろうけど、僕はやめれない理由があったんだよね。

つづく

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