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10月11日 最新【ドル円/ポンド円/相場考察】

雇用統計後、週明け月曜日です。
先週の雇用統計では雇用の回復に期待されていた中、
結果は2か月連続の市場の予想値から大きく乖離した
ネガティブな結果であった。
しかし現時点では円安の状況にてクロス円全般が
強く上昇状態にある。その理由は?
そして今週の動きはどうなるのか?
前回お伝えした今週からトレードしやすい環境になる。
現状ではその通りになる可能性が高い。

《ドル円・USD/JPY》
ドル円は雇用統計発表後、一時強く下落したが
米10年債利回りが2021年6月以来となる1.61%まで強まった
影響により大きく買い戻しがあった。
その結果112.000円を突破し2019年4月以来の高値を付けている。
そしてテーパリング開始するにあたり、重要視されている
雇用の回復。今回の結果がどう影響してくるかも注目ですが
米長期金利の動向も非常に注目ポイントとなる。

ドル

★テクニカル分析★
ですが現時点では短期下げ目線で良い思います。
ただ買戻しも入りやすい状況だと思いますので油断しない事が大切です。
日足レベルでの上昇トレンド上限に到達している事もあるので
テクニカル的には強い一時的な下落を期待したい所です。
下落要素もあるので後は天井を固めてくる動きが重要になります。
もう一つのシナリオとしては113.000円を突破してくる可能性についてです。
突破した場合は113.500円付近まで上昇する可能性も十分に出てくる為、油断禁物です。




《ポンド円・GBP/JPY》
ポンド円では円安の影響を受け、強く上昇。
英10年債利回りでも1.21%を付けている。
ただ特別にポンドが買われている訳ではなく
円安の影響により強く上昇している為、
円が安定した際には強く下落する可能性が高い。
今週は英国経済指標もあり、特に12日(火)の
失業率&失業保険申請件数も注目ポイントとなる。

ポン

★テクニカル分析★
ポンド円は前回記事にも記載した油断できない上抜けパターンにより
強く上昇を見せている、ショーターのロスカットも巻き込んでの上昇と見えるので改めて天井を固めるようなポイントに到達。
勿論、相場に絶対はないので更に上昇する可能性も考えシナリオを組んでほしい。
個人的な考えではショート目線、ただ時期尚早の逆張りではなく
天井を固めるようなチャートパターンで出るまで待つというような
展開が手堅く獲得できるシナリオだ。
最後に現状は上昇しても154.700円付近になると思います。


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【注目チャンス通貨】
カナダ円/ポンド円

本日は以上となりますが、また考察ご希望の
通貨ペアがありましたらお気軽にお問合せ下さい。
今後も需要の高い通貨ペアを中心に考察予定です。

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