2022年、初の米雇用統計を振り返って

外国為替相場トレーダーのライトです。

1月7日(金)に今年初の米雇用統計がありました。

今回はトレードを見送ったという方、居たんじゃないでしょうか。
といいますのも、米雇用統計直前の環境認識で、
経済指標発表後の動きがとても読みにくい複雑な
環境認識だった上に、1日単位のボラリティも狭かった為に、
向かう方向はベールに包まれているような状況で
経済指標発表を迎えた感じだったので。

環境認識の時点で、
動きがとても読みにくい複雑な解析になったことによって、
ライトの戦略としては、一方向へ一気に驀進する予測は消えて
「行って来い」が想定されると予測していました。
見事、その通りとなりました。

経済指標発表の直前・直後ではトレードを控える人が多いようですが、
環境認識をしっかりして経済指標発表に適した攻略をすれば、
その大きな流れを味方につけることができる強みになります。
強みになれば、経済指標発表の有無が危険どころか貴重な
判断基準になります。
例えば、経済指標発表の前にポジションを保有して
しまっているという状況なのであれば、
経済指標発表でポジションが回収できると判断できたら、
そのまま保有しておけばいいし、
逆に回収から遠のくと判断したら、直前の動きで
ポジションのロットを落としたりといった
“損切り被害を最小限に食い止める”策を打ったりと、
判断すべき道を選ぶ貴重なポイントになるわけです。

経済指標発表の値動きはトレードに適さない、という人が多い中で、
ライトは経済指標発表が有ればB手法、ない場面ではA手法、
といったように複数の手法の掛け合わせによる
堅実なトレードをおこなっています。

この記事で強調したいのは、
「経済指標発表の値動きは、保有ポジションがあるのであれば、
そのポジションの回収作業で判断すべき道を選ぶ貴重なポイント」
であるということです。

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