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デイトレで週次プラスを継続する3つのサブキーワード

こんにちは。兼業デイトレーダーのトレビです。
現在64週連続週次プラスを続けております。(100万円→466万円)

前回の初投稿では週間プラスを続けるための3つのキーワード
1:資金管理
2:習慣化
3:運
について概要を書きました。

今回はこれらをもう少し具体的にイメージできるようなサブキーワードを当ててお話ししたいと思います。

3つのサブキーワード

まず書いてみます。これです。

1:資金管理=数値化
2:習慣化=規律
3:運=優位性

1: 資金管理=数値化

資金管理は全て数字で表現できる

以下は事例です。

• 金融資産のうち80%を投資に充てる
• 60%を投資信託やETFに、30%を個別株に、10%をデイトレに振り分ける
• 一回のエントリーは最大1ロットまで、最大ポジション数は2ロットまで
• 一回のエントリーの許容損失は口座残高の1%まで

これらは単に事例なのでこの銘柄や構成比率がいいというものではありません。ですが全て数字で表せることに気づくと思います。

数値化に慣れればルールが作れる

数値化していくこと、これはルール作りの第一歩だと思います。
そしてすでにリスク管理がここに含まれています。例えば上の4例目の”許容損失額”ですね。

1回のエントリーの許容損失額が決まったら自然にロットとロスカットポイントが決まります。とはいえ実際のトレードではロスカットポイントを決めることが最初で、そこからロットと許容損失額を計算し、許容したらエントリーという具合に順番が変わりますが。

ルール作りは大枠から小枠へ

資金管理は「資金全体の配分」から「一回のエントリー」まで、という具合に大きな部分を先に決めて、だんだん小さな部分を詰めていくとうまく設定しやすくなります。

将来の記事ではさらに細かく実レバレッジを把握する方法についても書きたいと思います。

ということで資金管理は全て数値化すべしというお話でした。

2: 習慣化=規律

次のサブキーワードは習慣化とセットになる規律です。

トレードは規律が必要

トレードにおける規律の重要性を説く本は多数あります。
それだけでも規律は大事だということがわかります。

ではなぜトレードでは規律が大事なのか?

それはトレードは「何の制約もない自由な世界」だからです。

会社や学校などは何時に始まって何時に終わるとか就業規則とか”誰かが作ったルール”がすでにあります。しかしトレードにはそれはありません。自分で作るしかないのです。

例えば

  • 必ず損切りポイントを決めてエントリー

  • 必ず順行と逆行との両方に行動プランを持ってからエントリー

  • エントリーの方向が”間違った”と思ったすぐに損切り

のような感じです。これらはアクションの規律です。
また数値化できるルールもあります。
例えば

  • 最初のロットは必ず0.1ロット

  • 最大のロット数は合計1ロットまで

  • 実レバレッジは15倍まで

のような感じです。

手法は規律なしでは役に立たない

私の投資経験は日本株から始まりました。それから日本に入ってきたばかりのFXにはまりました。最初の12年間は通年でプラスになったことはありませんでした。

それはルールが必要ということを理解もしてなかったし、作り方もわからずにトレードをしていた時期が長くあったからです。

この時期は手法ばかりを研究していました。どんなにいい手法も規律がなければうまく使うことはできないのにそれに気づくまで途方もない時間と大きな資金(自分にとっては)を費やしました。

エネルギーをできるだけ消費しない

そしてその規律は「鉄のメンタル」で実行するものではないと気づきました。歯を磨く習慣のように自然にできなければ意味がないのだと。

つまりエネルギーを使わずにやる。

エネルギーを極力使わずに実行するには「習慣化」するしかなく、習慣化するには「習慣化できる体質」を作らなければならない、と気づいたのです。

これについては別記事で深く語りたいと思います。

3: 運=優位性

最後に運と優位性についてです。

マーケットの一寸先は闇

基本的に相場の次の動きは読めないものだと思っています。なので運の要素も大きいと思っています。

運を味方につけるには少しでも自分の狙う方向に順行しそうなタイミングでエントリーしなければなりません。それでもそうならないことも多く。

ちなみに、よくわからない=五分五分の状況の場合、ポジションをとることはギャンブルになります。なのでわからない相場にはできるだけ入らないように心がけています。

そこで前回記事で触れた「運がよくなる方に身を置く」考え方が大事になると思っています。

これをトレードの場面に置き換えると「優位性がある方向にポジションをとる」とも言えたりします。

優位性のあるポジション

ところで「優位性のあるポジション」とはどんなポジションでしょうか?

損切までの値幅が少ない、利確までの値幅が損切までの値幅に比べて大きい、などなど細かくはいろいろあるとは思いますが、要は「勝てる確率が高い」と思えるポジションのことです。

勝てる確率をあげるにはファンダメンタルを意識することが最も大事だと思っています。実際にファンダメンタルに順張りすることを意識し始めてから損失が少なくなりました。

ファンダメンタル分析

ちなみにファンダメンタルとは国や企業などの経済状態や政治動向のことで経済成長率や物価上昇率など様々な指標で表されます。それに伴い各国の政府や中央銀行が経済政策や利上げなどの金融政策を打ちだします。

たとえば去年はアメリカはずっと利上げしていました。ドルと円の間で金利差が広がります。ならばドル円は買い、米株指標は資金繰りが苦しくなるので成長鈍化で下落、という大きな流れ(大局)が発生することになります。このファンダメンタルに順張りする、つまりドル円なら買い、米株指標は売り、というポジションを取る方がトータルで勝率が上がるはずだ、という考え方です。

もちろんどこでエントリーしてどこで利確や損切りをするのかを決めるためにテクニカルの活用も欠かせません。

テクニカル分析

テクニカル分析とは、OANDAから引用すると「過去の値動きを分析し将来の値動きを予測する相場分析方法」です。(OANDAの解説ページ

ファンダメンタルにしたがっても永遠に一方向に続く相場はありません。逆方向に進む調整期間もあります。週間で利益を残すにはファンダメンタルの方向に逆張りしなければ稼げないときもあります。

こういうときにもテクニカルは有効です。ただしファンダメンタルと逆張りになっていることを意識し、深追い避けなければなりません。

このように優位性のあるポジションをとるためにはファンダメンタルとテクニカルの合わせ技が必須になります。しかし私の場合はファンダメンタルあってのテクニカルです。

ファンダメンタル情報収集

そのファンダメンタル分析では情報収集が必須です。私のように兼業トレーダーの場合は潤沢な時間を割くことが難しいです。そこでいろいろ工夫しています。

一つの例は定点観測です。毎朝アメリカの市場動向(金利、為替、株指標など)、VIXなどのセンチメント、などチェックすることを決めて習慣化しました。

そしてその一部をツイッターで投稿することを毎日続けています。アウトプットすることで身につけていく、というトレーニングだと思っています。ちなみにトレビのTwitterはこちらです。

次回

次の記事では安定して勝てるようになったきっかけの羅列をしてみたいと思います。自分の現段階の感覚のメモとして。今はそう思っていても後で変わることもあるかもしれないけど。

その中から次に書くテーマを探していこうかなと思っています。

先週の成績

最後に先週の成績です。
手を出しにくい週でしたがプラスとなって幸運でした。

取引データはアクセスで管理しています。MT5から毎週エクセルで出力し、アクセスに落とし込んでいます。いろんな側面からデータを解析できるので自分のトレードの調子をつかんだり、見直したりするのに非常に役にたっています。

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