日足 日経225先物・ダウ・ドル円・米国債利回り 2022年11月9日 終値ベース
<日経225先物>
概況
反落。前日高値の20円下だ寄り付き、抵抗線の日足+2σから売られてかつての保合いレンジ上限付近まで押し戻されて引けています。
ボリンジャーバンド中心線は上向きのままバンドは再びやや収縮。高安値は切り上げを維持。
上昇トレンドは継続ながら、上値が重い展開です。
指標別トレンド
長短MA: 5日MAと21日MAがともに上向きでアップトレンド継続。
ダウ理論: 高安値が切り上がって上昇トレンド継続。
ボリンジャーバンド: 中心線は上向きで、バンドはやや収縮開始。短期的にはやや保合い。中期的には緩やかなアップトレンド継続。
今後の展開
短期的には、日足+2σを抜けるかどうかに注目。これを上抜けると、日足レベルで走る上昇トレンドのバンドウォーク開始。ここから+1σを割り込むようなら、±2σ間でのボックス相場。
中期的には、上向きの25日MAの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。
<ダウ>
概況
反落。前日レンジ中腹から売られて、高安値を切り下げる陰線で推移しています。
ボリンジャーバンドは上向きのまま収縮開始。高安値は切り上げを維持。NMA,TMAは上昇を、HMA+BBは売りを維持。
中期的には上昇トレンドが継続ながら、短期的には調整っぽい動きです。
指標別トレンド
長短MA: 21日MA(赤線)が上向きで、NMA(青線)も上向きなのでアップトレンド。
ダウ理論: 高安値を切り上げてアップトレンド。
ボリンジャーバンド: 中心線が上向きで、バンド収縮開始。中期アップトレンドの中の短期調整の兆しあり。
TMAバンド: 緑太線のアップトレンド。
HMA+BB: 桃バンドの売り継続。
今後の展開
短期的にはボリンジャーバンドが上向きでバンドは収縮開始。中期アップトレンドの中の短期調整の兆しあり。TMAを割り込むと調整局面入りとなりそうです。
中期的には、上向きの21日MAの上で推移する限り、現行の上昇トレンドが継続です。
<ドル円>
概況
前日安値更新から押し目買い優勢となり、前日高値圏まで戻して推移しています。
ボリンジャーバンド中心線が横ばいのまま、バンドはやや拡大ですが、-2σから折り返したので、ボックス相場の形。高安値は切り下げとなり、ダウントレンド。その他3指標もダウントレンド継続。
中期・短期ともにボックス相場からダウントレンドへの転換局面です。
指標別トレンド
長短MA: NMAは下向きとなり、21日MAは横ばい。トレンドレスからダウントレンドへ転換中。
ダウ理論: 高安値切り下げのダウントレンド継続。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は横ばいで、バンド幅は拡大継続。中期・短期ともボックス相場からダウントレンドへ転換中。
TMAバンド: 中心線が赤太線の下向きでダウントレンド継続。
HMA+BB: 桃バンドの売り継続。
今後の展開
5指標すべてダウントレンドへ転換中。ボリンジャーバンド中心線が明確に下向き、バンドが明確に拡大となれば、本格的なダウントレンド開始です。それまでは売りにバイアスがかかったボックス相場が継続です。
<米国債10年物利回り>
概況
前日安値付近で揉み合いとなり、高安値を切り下げるコマ足の陽線で推移しています。
ボリンジャーバンド中心線は上向きのまま、バンド幅は収縮中。高値切り下げ、安値切り上げのまま、三角保合い形成中。その他3指標はアップトレンド継続。
中期的なアップトレンドのなかの短期ボックス相場です。
指標別トレンド
長短MA: 21日MAは上向きで、NMAも上向きで、アップトレンド継続。
ダウ理論: 高値切り下げ、安値切り上げとなり、三角保合い。
ボリンジャーバンド: ボリンジャーバンド中心線は上向きのまま、バンド幅は収縮中。中期アップトレンド継続の中、短期保合い。
TMAバンド: 上向きの緑太線でアップトレンド継続。
HMA+BB: 緑バンドで買い継続。
今後の展開
ボリンジャーバンドは中心線が上向きで、バンドが拡大を開始すれば、アップトレンド再開です。それまでは、中期アップトレンド継続の中、短期保合いが継続です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?