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私の人生の教科書、進撃の巨人

祝10周年!
進撃の巨人に関して完全にGeek(アルミン)である私による、心に残った名場面やラストの考察、そして、進撃の巨人への情熱を記事にしていこうと思います!
読んだことない人はキャンペーン中ぜひ読んでみてくださいね。
*アニメ派の方はネタバレにご注意ください。

進撃の巨人は、私にとって特別な存在です。その理由として、この漫画の大きなテーマが私に勇気をくれるからです。
それは『選択』『夢』『自由』など、私の人生に影響を与えてくれた名場面がたくさんあります。

例えば、大事な物事を決断しなければならないとき、その人(あるいはその組織)はその瞬間、人生の岐路に立っていると言えます。

悔いが残らない方を自分で選べと言ったリヴァイ、私は大学受験のときこの言葉が頭で何回も流れていたのを覚えています。結果は誰にも分からないのだから、悔いが残らない方を選ぶしかない。そして『選択』と言えばこのシーン、、、

リヴァイに最大の決断が求められたこの名場面です。こっそり聞いていたアルミンの、死の間際に伯父である事を告白したケニーが求めた、そしてエルヴィンの地下室。それぞれの『夢』が頭によぎり、「どいつもこいつもガキみてぇにわめき散らしやがって」と一言。そして、最終的にリヴァイが選んだのはアルミンでした。リヴァイはエルヴィンと話したとき、すでに『選択』していたのです。エルヴィンに『夢』を諦めて死んでくれと。するとエルヴィンは安堵したように、「リヴァイ・・・ありがとう」と言ったのです。切なすぎます。リヴァイはもうこれ以上エルヴィンに地獄を生きて欲しくなかったのでしょう。覚悟を決めて大切な何かを捨てた人間の強さ、儚さを感じました。リヴァイもエルヴィンも大事なものを捨てることができる人なのです。

そしてアルミンもまた自分の身体を犠牲にした(大事なものを捨てることができる)強い人間です。

私はこれらのシーンから人生における『選択』のヒントを得ました。人だったり、物だったり、時間だったり、何かを変えようとすれば大事なものを捨てなければいけないときがあるのです。捨てる強さが決断には必要なのだと。


そして進撃の巨人の主人公エレンと言えば、『自由』を求める性格ですよね。自由というのは何をもって自由なんでしょう。平和になれば、世界の真実を知れば、自由になれるんでしょうか。エレンの進撃の巨人の能力がついに判明しましたが、なんと未来の継承者の記憶を覗くことができるというものでした。これでクルーガーがミカサとアルミンの名を知っていた理由が説明つきますね。未来を知り、自由のために進撃する巨人・・・なんか呪いみたいですね、ある意味自由から遠い気もします。エレンの次の継承者はいるのでしょうか。私が気になっているのはこれです。

情熱大陸で映されていたこの絵、最終コマのイメージらしいのですが、私はこれはエレンと、ヒストリアの子供ではないかと予想します(二千年後の君とはこの子?)そして、お前は自由だというセリフから、この子供には巨人の力を継承しないのでしょう。エレンの次の継承者はいないのではないかというのが私の予想です。進撃の巨人展FINAL最終回の音を聴いてきたのですが、余計にラストがどうなるのか分からなくなりました笑 最終回までに地鳴らしは発動しているんじゃないかと思います。エレンの求める『自由』が実現していることを願っています。

余談なんですが、情熱大陸で諫山先生がCreepy Nutsさんの曲を聴いていて、それがきっかけでまさかのオールナイトニッポン0で諫山先生のブログ、現在進行中の黒歴史を通じてやりとりしていたのがめちゃくちゃ面白かったです笑

ほんと諫山先生は面白すぎます!コミックスの最後に載っている嘘予告進撃のスクールカースト、本編のキャラクターのセリフギャグセンスなど、私のツボすぎます、大好きです笑

そして私が何より楽しみにしているのは、アニメです。
ついに来年秋、ファイナルシーズンということですが、諫山先生は漫画がライブのようなほつれが多いもので、アニメは完成度の高いCDに昇華したようなものとおっしゃっていて、先生にとって本当に納得がいく脚本はアニメだそうなので、私は今までアニメが放送されるたびに原作と見比べていました。ここが違うのか!という発見があって何度見ても楽しいです。

進撃の巨人のアニメは本当に神だと思います。キャラクターの声音楽効果音全てのレベルが高すぎて、毎回(盛らずに本当に毎回)心を動かされます。放送されているシーズン中は、来週のアニメが待ち遠しすぎました。1週間頑張るための活力をくれました。次のシーズンで終わりかと思うと本当に寂しいです…永遠に続いて欲しい笑

進撃の巨人というこの漫画は、私の人生に深く影響与えてくれました。そして今後の人生にも影響を与え続けるでしょう。私はこの漫画で救われた瞬間がたくさんあります。残酷な現実を乗り越えていかないといけないとき、いつも進撃の巨人が私を救ってくれます。諫山先生、そして進撃の巨人に関わる全てのスタッフに感謝します。

どんなに辛くても、世界が残酷でも、強く、前を向いて生きていく。そういうことを教えてくれる漫画だと思います。

以上、愛読者からの情熱のメッセージでした。

#進撃の巨人10周年