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本日の総評:雨は上がってるよ


結婚式を終えました。1ヶ月前ぐらいに。

私はこれ!と言った将来の夢はなかったです。
(小さい時は幼稚園の先生になりたかったけど)

でも、昔からなんとなくウェディングドレスを着て、結婚式をする妄想をしていました。
今の時代、結婚をすることはゴールでもなんでもないし、事実婚とかもあったりするし、結婚をしても結婚式をしない人もたくさんいる。
もちろんそれは人それぞれだからどうこう思うわけではないけど。

けど私は前から漠然と結婚がしたかったし、結婚式がしたかった。


結婚式をするならこの人を呼んで〜とか、友人代表挨拶はあの子にお願いしたいな〜とか、ウェディングドレスはこういうの着て、お色直しの衣装はこんな感じので、とか。両親への手紙はこのことは絶対書いて!とか。

なんとなく、結婚が決まるだいぶ前からよくそんな妄想?想像?をしてました笑


そして結婚が決まって、一緒に住み始めて、新婚生活を先に送り始めて。
もう結婚式をしなくてもいいのかな、なんのための結婚式なのかな、とか
ちょっと考えたりもした。


でも私はぜーーったい結婚式がしたくて、なんのこだわりかわからないけど漠然とずっとそう思ってた。


基本なんでもいいよ〜の夫のお尻を叩いて(笑)結婚式場を決めて、現実的で真面目な夫を説得してお金はかかるし今はまだお金ないけどなるべく早めに結婚式をあげようと言った。


いざ結婚式場が決まって日にちが決まったら、今はまだまだ遠くても結婚式はあっという間にやってきてあっという間に終わってしまう気がした。

脱毛をして、ダイエットして、ウェルカムボードは手作りしたくて、お金も貯めたくて、やりたいことと現実的にお金は大丈夫なのかとか、いろんなことが頭を巡った。


ふだん、私は自分から予定を立てるのも苦手で相手に自分のやりたいこととか考えを伝えてその予定で動いてもらうことが苦手。
相手に合わせることが好き。その方がいいと思うタイプ。

そして夫もそのタイプ。

だからというともあって私は張り切っていた。
私がやりたいことなんだし、私がやりたいこと決めて、提案して、私のやりたい手作りとかは私が計画的にやって、ダイエットして、日焼けしないようにして、お金は毎月これぐらい貯めればなんとかなるかな、、、って半年ぐらい頭の中は結婚式でいっぱいだった。


夫は協力的だし、私の気持ちにも寄り添ってくれる。
でもどこか他人事な感じがして、それが寂しかった。

日にちが近くなってきて、私はさらに頭が結婚式でいっぱいだった。
段々と来てくれる友達が楽しんでくれなかったりつまらないおもいしたらどうしようって気持ちで不安でいっぱいだった。

主導権を握ることはとても大変だった。
しかも私たちが主役の会で。

何を相談してもしまいには『楽しみだね〜』っていう言葉で締めくくられて、そりゃ楽しみだけどもはや私は早く終わりたかったし不安の方が多かった。


仕事も、いろいろな関係で休みが多くて、私は時間だけがいっぱいあったけど、何から手をつけたらいいかわからないし何を今やるのが最適かわからないし、何をしてても「絶対今これが優先することじゃないよな」って思えてきて、とにかくずっと何かに追われていた。


でもふと、私の人生今までこんなことばっかりだったなって思った。

学生時代のテスト勉強も、大学受験の時も、公務員試験を受けようって思った時も、就活も全部中途半端だった。

具体的になんだかわからないやらなきゃいけないことに追われて、追われてるような感じだけ味わって、実際は何もできなくて、何をしててもこれでいいのかなって考えて大した結果も出ずに中途半端に終わった。


それを思い出して自己嫌悪になった。

ふと今年資格をとったことを思い出した。
仕事の空き時間に勉強をして、結構自分なりには頑張った。
そして試験に受かった。


頑張ったらなんかしらの結果はついてくるだな、って誰かが言ってたようなことを今更実感した。


だからダイエットも毎日コツコツやって、肌を綺麗にするためにいい(って言われたこと)を続けて、手作りしたいものも作って、毎日毎日結婚式のことを考えた。


毎日大切に丁寧に、なんて生きれない私だけど、昔から自分にとっての一大イベントがおわってしまうことがただただ寂しいけどおわってしまったらそれに適応してる自分を思い出した。

前にも書いた気がするけど、私は昔のトラウマ?の影響で大事な日をすっごく楽しみにすることしたくなかった。楽しみにしてたらどんどん期待がふくらんで実際にその期待ほどのことがなかったら、楽しかったのになんだか落ち込むから。
だから反対のことを考えるようにしていた。
(辛すぎて記憶のない小学3年生。笑)


でも、今回はなんかもう大事な日をなんとなく終わらすのは勿体無いなって心から思った。
だから全部できることはして、私この日を待ってました!って心から思える日にしようって思いました。

そして当日。

私の大事な家族。大事な友達。そして隣には大事な夫。そして大事な夫の大事な人たち。
そんなあったかい空間で、しかも天気も晴れて、誰も来れないとかのハプニングもなく、大事な大事な日を迎えることができました。


ちょっと肌の調子は悪かったけど、ダイエットも成功して(マイナス5キロ!ドヤ!笑)、想像の何倍も私たちが考えたり作ったりした動画やものや手紙に感動してくれる人たちがいて、想像の何倍もその日を楽しみにしてくれてた人がいて。
想像の何倍もみんなが褒めてくれて。

想像の何倍も何倍も素敵な空間になった。


私は終始ずっと楽しかった。長かった不安も何も気にならなくて一番楽しんだ自信がある。

すごいいい式だったよね!!!って私の思い過ごしでもいいやって思えるぐらいにはいい式になったと私は思ってる。


そしておわった後、達成感と充実感でいっぱいになった。
もう一回あそこをやり直したいなとか、おわっちゃって寂しいなとかもなくて。
単純にもう一回あの日をやりたいなとか思った。
でも、寂しくなかったし、かといっていつもみたいにすぐ日常に元の自分に戻ってしまう感覚もなかった。


ちょっと成長できた(気がする)。

頑張って頑張って、私頑張りました!って言っても許される気がした
期待してもそれを上回るいい日はあるんだって思えた
少しずづ努力したら何か結果は来るんだって思えた


なんだかひねくれ者の私がひねくれすぎて前を向いた感覚。笑

夫は私がどんなに情緒不安定でもずっと安定して隣で穏やかでいてくれた。
そのことが本当にすごいなって、結局またいいところを見つけてしまってちょっと悔しい。笑

そして日常がもどって1ヶ月燃え尽きる訳ではなく(食べたいものは食べてるけど)

ちょっと目の前のことをやり切ることに楽しさを覚えた私は、また新しい勉強を始めた。


私は周りに恵まれていて、中途半端を許してくれて認めてくれた家族と友達のもとで、結局中途半端と言っていた大学受験の先で出会った友達と中途半端な就活の先で出会った夫と一歩踏み出すことができた。

自分に自信は持てないけれど、一個一個の選択は間違ってなかったって心から思えます^^

、、、、、まとまりがない( ;  ; )笑
結婚式で起きたスペシャルな出来ごとはまた今度書こうっと!

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