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【はじめてのオプション】オプション価格 (2022/9/27)

こんにちは。トレーダー しんです。

先週は、シルバーウィークでトレードをお休みしていました。
現在、世界的な景気減速懸念から株式や商品の相場が急落していますね。
VIX指数も上昇してきたので、近々エントリーチャンスが訪れそうです。

今はノーポジなので、今回は前回少しお話したオプション価格について話そうと思います。

権利行使価格

前回、オプション価格と言うのは、株価チャートの株価やボラティリティチャートの値ではなく、それらとは別に設けられていると話をしました。
では、オプション価格はどのようなものなのでしょうか。

オプション価格を理解する上で、一つ覚えなければならない用語があります。それは「権利行使価格」というものです。

「権利行使価格」をネットで調べると、
「オプション取引で、オプションの買い手が権利を行使する際にあらかじめ決められた原資産の価格のこと」と書いてあります。

ちょっと難しいですよね。なので、ここでは簡単に説明したいと思います。

アドビ 株価チャート(その1)

上の画像はアドビの株価チャートで、右側の青い枠で囲んだ部分が株価です。
この株価のことをオプションでは「権利行使価格」と呼んだりします。

以前、オプションは株やFXのように買ったり売ったりすることができると話しました。
株は銘柄を売買し、FXは通貨を売買しますが、オプションは権利を売買します。(買う権利、売る権利)
ただ、「買う権利」「売る権利」については特に意識しなくても大丈夫です。

オプションは権利を売買していることから、「権利行使価格」という名前が付いていたりしますが、はじめのうちは株価の事と思ってよさそうです。

オプション価格

アドビ 株価チャート(その2)

そして、いよいよオプション価格についてですが、
上記アドビの株価チャートの右側の赤枠で囲んだ部分がオプション価格の例です。

「権利行使価格(株価)」毎に、オプション価格が並んでいて、株価と同じように刻一刻と価格が変化します。

実際にオプションを取引する際には、このオプション価格の一覧を見て、割安なものを買ったり、割高なものを売ったりしますが、注文時には権利行使価格(株価)を指定して発注します。

そして、例えば画像の権利行使価格が300ドルのオプションを買う場合には、$16.95払って買うことになります。

以上、簡単な説明ではありますが、「権利行使価格」と「オプション価格」について、なんとなくイメージできましたでしょうか。
また、次の機会にはオプション価格を変動させる要素などについて話をしていければと思います。

それでは、今回は以上です。

今回の内容はYoutubeで詳しく解説していますのでよろしければ見てください。
https://youtu.be/grcfHf1NxTo

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それでは、ありがとうございました。




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