なあ、あんた

何を考えてるのか分からない、
ほんとに楽しいの?掴めないタイプって感じ?
とガン詰めしてきたあなた。

あーそうなんだ、とボケをガン無視した後、口数が減る僕に、平気な顔で元気ないね?と言ってきたあなた

変わってるよね、あなたみたいな人初めて会ったけど、私も変って言われるから平気だよ!と元気よく励ましてきた、あなた。

インスタの写真を撮るために僕を連れ回してくれた、あなた。

心が死んでるんだよと
何故か僕の心の診察をしてきた、あなた。

まさか僕の心が死んでたと宣告されるなんて思いもしませんでしたよ。病院じゃなくて教室で、医者じゃなくて、クラスメイトに。将来的に余命宣告された時の予習になってよかった。

1番驚いたのは、
君の気持ちは分かるよ、辛いよねと、
わりと元気な時に言ってきたあなた。
その先週にでも、声を掛けてくれたら、なんて審美眼を持たれてるんだと思ったことでしょう。もうめっちゃ立ち直ってたのよ。それでまた落ち込んだけれど。

色んな人が、頼んでもないのにジャッジしてきて、あなたはこういう人間ですステッカーを貼るだけはって去っていく。ペタペタ、ペタペタと。コンビニで惣菜パンでも買って、シールで可愛い絵柄の皿でも応募すればいいのに。3枚は貰えるでしょうね。いや、5枚いけますね。

僕はただ笑って欲しいのです。楽しんで欲しいのです。自分と違うことを面白いと思って欲しいのです。自分と同じ価値観を求めて、どう成長するんでしょうか。全て自分より下と価値付けて、
なんのためになるのでしょうか。
譲歩をし合って、成長したいだけなんです。
片方が無理をするのは見てられない。
やってられない。
それは金銭を貰って行う奉仕と何ら変わりがない
もう、根拠の無い講評を笑ってやり過ごすのは、
懲り懲りだ。

冒頭で記したような、押しつけを行う人間が、
そのまま社会に出て、傷つく人が増えるのは、みんなが苦しい。その人自身が、どうか気づいてほしい。自分を見つめ直す時間が、そのきっかけが出来ていてほしい。周りから人が離れて、孤立する前に。
あんたは、周りに人がいることに慣れすぎている。
だから、横柄になる。
当たり前なんかじゃないんだよ。

なぁ、あんた。俺と変わってみてくれよ。
芸能人のジェンダーには配慮するのに、
クラスメイトの普通には、辛辣なあんた。
あんたが言った変わった人になってみろよ。
解ると思うぞ。



「貴方」なんて言ってますけど、特定の人を表している訳では無い。それぞれ違う人を指している。しかし、他者ではなく、他者の視線を介した自己を想像し、第一に考えている人たちだった。
否定された僕の普通が、普通だったらどうか考えて欲しいな。望みは薄いだろうな。

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