もしもぼっくす 高校生に戻れたら

ふと高校生に戻れたらと考えることがある。

今の不満はきっと昔の選択ミスのように思う。

もしもボックスがあったなら、
中学受験の頃に戻って受験先を変える。
進学校から、商業高校へ。資格をとって、パソコンの知識をつけて、タイピングを早くする。
だって勉強について行けず大学にいく気持ちになれなかったから。
今の体力を使う最低賃金の仕事じゃなくて、建築関係の事務職についてみたかった。

私は見た目に無頓着で面倒くさがりだった。
あの頃に戻るなら最低限、清潔である努力をする。
例えば、
毎朝髪を整えて、眉毛を描く。
日焼け止めをぬる。
スキンケアしてイチゴ鼻とニキビを防ぐ。
服装や持ち物を綺麗に整える。

歪んだ承認欲求から、上手くもないし努力もしなかったのに楽器のコンクールに出たり、物理コンテストに出たりした。
上手くいかなくて惨めに感じた。
失敗すること、挑戦することは良いこと。
だけど、自分のこれらの挑戦は違う。
小学校の頃から表彰が好きだった。ちょっと努力すれば貰えた。
高校は違う。毎日の努力の先にある。
努力できない、才能もないのに、大会にでて恥をかく自分の歪みに早めに気づけたら良かったのに。
もしもあの頃に戻れたら、
コンクール等に応募しない。無駄に時間と気持ちとお金を使わない。辛かった部活はすぐに辞める。


もしもあの頃、家事をしたら。
洗濯に犬の散歩、皿洗い。家の掃除。
手伝いでもいいからやっていたら。
母は大病にならなかったかな。
自分のめんどくさがりが治ったかな。
死にたい気持ちもマシになってたかな。
勉強もせず、物語の中に現実逃避していた子供時代にビンタしたい。


こんな風に後悔してみても、もしもあの頃に戻ったらと妄想しても今は変わらない。
でも気づける事がある。
あの頃は父が家に居なかった。兄が学校に行かなかった。母が不安定だった。
私は寂しかった。小学校低学年の頃は同じアニメをずっと見ていた。飽きたから本が読めるようになると本を読んだ。

書いていて支離滅裂だし、やっぱり頭悪いな。

まとめとして、私は寂しかった。
満たされたくて変な事をする。
それで、無駄な事をする。
それより、もっと確実な事の為に努力したかった。


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