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プロセスマネジメントを学ぶ

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定型業務の業務改善、工程可視化などです。
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#プロセスマップ

マニュアルを作り始める前に気にかけたいこと

どの組織でも知識の共有は課題の一つだと思います。知識を共有化して管理していくことを形式知化とよび、そのためにたくさんの便利なツールが存在しています。 中でも有名なツールがマニュアル(作業手順書)でしょう。先人の知見を書類でまとめたマニュアルはとても便利。うまく活用すれば作業効率化につながります。 わからないことがあったとき、マニュアルがなければ詳しい人を探して聞くしか解決方法がありません。しかし、マニュアルがあれば自分で調べて解決に至ることができるからです。 製造業をは

プロセスマネジメントの資格 OCEB2

これまでたくさんのプロセスマネジメントに関する記事を書いてきた僕ですが、体系的な理解ができているかどうかは怪しいです。 正直なところ、経験と独学によるところが大きい... なので、同じくプロセスマネジメントの実績がある方々とお話した時に、どれくらい共通言語が使えるか、共通認識が持てるのか?という不安がありました。 なにか、こう、プロセスマネジメントの共通枠組みみたいなものはないだろうか?資格試験とか... そんな風に考えていたところ、見つけました! OMG認定技術者

分岐条件が不明瞭な業務は「獣道」に喩えられる。迷いやすく通りにくいが、確かに道はそこに存在する。風情ある景色として残すも良し、舗装して効率化するも良し。

プロセスマップに対する、ネガティブな反応への対処を考えてみる。

以前ご紹介したこともあるように、プロセスマップを作成することはほとんどの組織にとって有効です。 プロセスマップを作成することで、業務の全体像を知ることが容易になりますし、改善すべきプロセスの議論もしやすくなるからです。 これはBPMNという手法をもって描かれたプロセスマップです。プロセスの関連と分岐を図示した、まさに「業務プロセスの地図」となっています。 しかしプロセスマップを作ってみると、「こんなものを作る必要なない」という反応をうけることも多々あります。(プロセスマ

プロセスマネジメントが最強のビジネススキルである。どの業界・職種であっても共通して生かすことができるからだ。 複雑化するビジネスでは「木を見て森を見ず」「個別最適化」のリスクが高くなる。業務を可視化し俯瞰できる能力は必ず役に立つ。