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メンズが着れるレディース服には共通点がある

どうも、tpです。

今回は、男性が着てはいけない・着るべきではないレディース服について話していきます。

身長がそこまで高くない男性だったら、似たデザインでメンズより安くなってたり素材がいいレディースの服が選択肢に入ってくると思います。

ただ、似たデザインだからといって安易にレディースの服を選んでしまうと、実際に着た時に違和感があったりオシャレに見えないことが結構あります。

そこで、この記事では、男性が着るべきではないレディース服、逆に、男性が着ても大丈夫なレディースの服について解説していきます。

また、メンズとレディースの服の違いや、男性が着れるレディース服の特徴や注意点についても解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

このチャンネルでは普段はUNIQLOなどのセール情報だったり、コスパ良くファッションを楽しむための考え方などの動画・記事を投稿しています。
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ではいきましょう。


前提

まずは男性が着るべきではないレディース服についてお話する前に、前提として理解しておかないといけないお話があるので、そこについて説明していこうと思います。

前提1:
メンズとレディースの服の違い

メンズとレディースの服の大まかな違いは、以下の通りです。

①価格の安さ
②デザインの多様さ
③パターン(シルエット)
④素材の良さ
⑤サイズ展開の豊富さ

「要するにほぼすべてじゃん!」と思ってる方、その通りです。すべての面においてレディース服の方がメンズ服よりも上にあるのがファッションです。

引用:UNIQLO公式サイト
UNIQLOレディースの「シャツ・ブラウス」カテゴリーのトップ部分。
この下までずーっと続いてて、それだけ種類があります。
デザインも多様で、攻めたものもあります。
引用:UNIQLO公式サイト
対して、UNIQLOメンズの「カジュアルシャツ」カテゴリーのトップ部分。
一見するとレディースと同じくらい種類があるように見えるかもしれませんが、
ビジネスシャツや男女兼用の服を除くと
種類の数はかなり少なくなります。

では、なぜレディース服の方がクオリティが高いのか?
それは市場規模の大きさが原因です。

引用:矢野経済研究所

レディース服の市場規模はメンズ服の2~3倍と言われています。実際に町中を歩いていても分かると思いますが、オシャレをしていてファッションに興味を持ってるのは女性のほうが圧倒的に多いですよね。それだけ需要が大きいということです。

需要が大きいということは、それだけ生産数を積んで価格を抑えることができますし、同じ価格でもデザインや素材などのクオリティを上げることができます。
また、需要が大きいと細分化されますので、攻めたデザインでも売れることが多くなって、デザインの多様さに繋がっていきます。

服好きの男性からするとレディース服の方がクオリティが高いのは羨ましい限りですが、これは市場規模の観点からすると仕方ないことでもあるということですね。

前提2:
別に男性はどんなレディースの服を着てもいい

タイトルと矛盾すると思われるかもしれませんが、別に男性がどんなレディースの服を着てもいいんです。もちろんどんな服を着るかは個人の自由なので、露出とかしてなければ問題ありません。

ただ、「オシャレに見られたい」なら別の話になります

例えば、極端な例ですけど、男性がフリフリの服を着てオシャレに見せようとしても、かなり難しいというか、ほぼ不可能だと思います。スカートなども難しいですね。

引用:UNIQLO公式サイト
ロングスカート
引用:UNIQLO公式サイト
フレアワンピース

ここでオシャレについて深く語ると話が逸れてしまうので、詳しくは別の動画・記事で解説しようと思うんですが、オシャレというのは「普通」「地味」という印象と「奇抜」「違和感がある」という印象の間でバランスが取れている状態のことを指します。

男性向けの服、女性向けの服というようにカテゴリ分けがあるのは、服を買った方が「奇抜」「違和感がある」印象にならないようにするためでもあります。

ここは後に説明する「メンズが着てはいけないレディースの服の特徴」で登場するポイントでもあるので、ぜひ押さえておいてください。

前提3:
高身長の男性だとレディースの服は着れない

これはなんとなく想像できると思うんですが、高身長の男性だとレディースの服は着れないです。
これは「物理的に着れない」っていう意味ですね。

引用:UNIQLO公式サイト
レディースのスウェットシャツのサイズ表。
こちらのサイズ表だけを見て、「身丈や裄丈が小さいな」と分かるでしょうか。
引用:UNIQLO公式サイト
レディースのものとは別商品のスウェットシャツのサイズ表。
こちらは男女兼用アイテムですが、レディースのサイズ表と比べて
身丈や裄丈がレディースに比べて圧倒的に長いのが分かります。

着丈というのはシャツの首のつけ根から裾までの長さのことを指すんですが、身長が高くなれば、もちろん着丈が大きくなったり、腕や足が長くなります。

引用:UNIQLO公式サイト
着丈や裄丈(ゆきたけ)の説明図。分かりやすいですね~

一般的に、レディースの服はメンズに比べると袖や着丈の長さ・身幅など、全体的にサイズが小さいです。これは男性と女性では骨格や体型が違うことが理由です。

引用:UNIQLO公式サイト
モデルの方は174cmでMサイズのタックワイドパンツを着用しています。
引用:UNIQLO公式サイト
モデルの方は185cmでLサイズの感動イージーパンツを着用しています。

こちら女性のモデルの方であれば、8頭身くらいでウエストは細く、ヒップは少しふっくらして見えますね。基本的な体型が男性と女性で違うのが分かると思います。

特にこの男女のサイズの違いの中で一番盲点になりやすいのは、袖の長さです。
昨今ではオーバーサイズの服が溢れていますが、レディースのコートなどをオンライン通販で買ってみたら「袖が短すぎる!」というパターンは多いですね。

もちろんアイテムにもよるし、海外のレディース服だったらサイズが大きかったりするので例外はあるんですが、個人的な感覚では180cmを超える身長の方だとレディース服は物理的に着れない場合が多いのかなと思います。


ちなみに、オンライン通販で服を買うときに失敗しない方法という動画・記事を今度作る予定で、そのときに再度サイズ選びについてお話しようと思っています。

オンライン通販でのサイズ選びってどうしたら欲しいサイズが選べるのか分からなかったり、いつもサイズで迷ってしまうという方がいらっしゃいましたら、よかったら合わせてご視聴ください。


長かったですが、ここまでが前提になります。

メンズが着てはいけないレディース服の特徴

ここから先は、メンズが着てはいけないレディースの服の特徴について話していきます。

特徴1:
女性らしさが強調されている

これは主に服のデザインやシルエットの話です。
女性専用というか、メンズでは見られないレディース服のデザインやシルエットのことを指します。

分かりやすいのは、大体次のようなデザインのアイテムです。

  • シャツの裾や袖にフリフリが付いている

  • 花柄のデザインやピンク色の生地を使っている

  • ジャケットなどのアウターでウエストが細く見える

  • バッグなどの小物が丸みを帯びている

  • パンツのヒップ(お尻)が膨らむシルエットになっている

  • 靴に極端に細くて高いヒールが付いている

いかがでしょうか。ここらへんは結構想像しやすいと思います。

引用:UNIQLO公式サイト
襟がフリフリ
引用:UNIQLO公式サイト
ウエスト周りが細くなるシルエット。
ボタンを閉じると明らかに違いが分かりますね。
引用:ZOZOTOWN
ステラマッカートニーのミニバッグ。
持ち手など全体的に丸っこいシルエット

中には「当然じゃん」と思う特徴もあったかもしれませんが、これらは先ほどの前提2でお話しした通り、「男性が着ても問題ないけどオシャレに見せようとすると難しい」というアイテムです。

これは理解しやすい特徴じゃないかなと思います。

特徴2:
女性しか着ていない服

これは前提2でお話しした内容と重複します。こちらは特徴1と違って、デザインやシルエットではなくアイテム自体のお話になります。

これらのアイテムは総じて女性を象徴するようなアイテムになっています。

例えばスカートやワンピース、パンプスなどが該当します。

引用:UNIQLO公式サイト
ロングスカート
引用:UNIQLO公式サイト
フレアワンピース

これらの女性特有のアイテムを男性が着ると奇抜になってしまい、オシャレに見せるのが難しくなるというのは、理解しやすいと思います。


余談:なぜスカートやワンピースなどはレディース専用のアイテムなのか

「女性しか着ていない服」というのは、どれも美しさやデザインを強調したアイテムになっています。股が分かれた長ズボンのように動きやすい服装ではありません。

歴史的に見ると、元々はスカートやワンピースは男性も着ていた服だったそう。そこから、男性は馬に跨りやすいように長ズボンを着るようになったり、戦いに出る男性と区別するための服装として認識されたため、「スカートやワンピース=女性専用の服」というイメージが出来上がったという流れのようです。面白いですね。服の特徴には歴史的な経緯があるというのが分かります。

引用:
https://fashion-hr.com/hr-talks/working_in_fashion/22349/#:~:text=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88,%E7%9D%80%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
https://www.shibuya-and.tokyo/knowledge/one-piece/


特徴3:
サイズが合わない

これはそもそも論ですし、先程説明した前提3と重複します。

基本的に服のサイズは、自分の体よりも大きいものを選ばないといけません。

もちろん、体型や筋肉を強調するために意図的に小さいサイズの服を着たり、伸縮性のある素材を使っている場合は別です。

パツパツの半袖シャツを着ると腕が太く見えがちです

しかし例えばシャツであれば、服の胸周りの長さを示す身幅が自分の胸周りよりも大きくないと物理的に着れませんよね。
着れても圧迫感があってストレスがあると思います。

服のサイズというのはコーディネート全体の見た目に関わる部分なので、オシャレにおいてサイズ選びはとても重要です。

そして前提3でお話ししたように、一般的にレディースの服はメンズに比べると袖や着丈の長さ・胸周りの身幅など、全体的にサイズが小さいです。

引用:UNIQLO公式サイト
レディースのカーディガン。
男性が着ると着丈がかなり短いです。
引用:UNIQLO公式サイト
こちらは男女兼用のカーディガン。
前の写真と比べると明らかに着丈が長いです。

レディースでもオーバーサイズの服がたくさんありますが、「在庫が余ってるから」とか「大きいサイズだけ安くなってるから」と言って安易に買わずに、サイズ表を見たり試着して確認するようにしましょう。

メンズが着れるレディースの服とは

これまでメンズが着てはいけないレディース服の特徴について話してきました。
もちろん説明してきたこれらの特徴に注意してレディースの服を選べばいいんですが、逆に言うと、これらの特徴さえパスしていれば、男性でもレディース服を買っても大丈夫です。

例えば、1つ前の「UNIQLOのおすすめ値下げアイテム【8/23火曜〜】」という記事で紹介したペグトップハイライズジーンズ。

引用:UNIQLO公式サイト
ペグトップハイライズジーンズ

こちらのアイテムは以前の動画・記事で紹介していました。

着用しているのが女性ですが、ジーンズというアイテム自体はこれまで説明した特徴には当てはまりません。
女性らしさが強調されておらず、レディースでしか着られていない服でもなく、男性が着れるサイズも展開されています。

このように、これまで説明してきた特徴がなければ、問題なくレディースのアイテムを選ぶことができます。

ぜひ参考にしてみてください。


余談:気にしなくていいメンズとレディースの違い

レディース特有のデザインでも、男性が着るときに気にしなくていいものがあります。上記の特徴3で出てきた2種類のカーディガンがあったと思います。これらの写真に、その特徴があります。気付けますでしょうか?

答えはボタンの位置の違いです。
レディースの方は男女兼用の方と比べて、ボタンが反対側についています。

このボタンのかけ方が逆というのは「ここで初めて知った」という方も多いんじゃないでしょうか。僕も初めて知ったときは「あ~、そういえばそうだな」と思った記憶があります。

要するに、それくらい違和感がなくて、言われて初めて気づくようなデザインです。
なので、このボタンの位置の違いというのは男性がレディース服を着るときでも気にしなくて大丈夫だと思います。

このボタンの位置の違いのように「言われて初めて気付く」っていうことは、それくらいお互いの服に対して知識がないということですよね。
一般的に男性が女性のファッションについてよく分かってないように、女性も男性のファッションについてよく分かっていないものみたいです。

これは自分の着ている服(男性であればメンズ、女性であればレディース)が基準になっていてお互いの服の存在が身近ではないことや、実際に着る機会がないのが原因です。
なので仕方ないことではあるんですが、こういうメンズとレディースの違いを知っておくと、よりファッションが楽しめるようになります。

ファッションに興味がある方だったら、メンズとレディースの服の違いについて深堀りしてみると新しい発見があって面白いと思います。


余談:ジェンダーレスや男女兼用(ユニセックス)について

近年ではジェンダーレスの服を打ち出すブランドも出てきています。
また、UNIQLOでも男女兼用(ユニセックス)のアイテムが出てきています。

ジェンダーレスファッションとユニセックスは混同されがちですが異なるものです。ユニセックスは「男女兼用」という意味で、男女どちらでも着られるファッションを指します。性別にこだわらないという考え方がセットになっていないのが、ジェンダーレスファッションとの違い。

引用:https://www.premiumoutlets.co.jp/column/special/445#item24055

こう書いてありますが、定義があいまいで考え方の違いしかないようです。
要するにジェンダーレス=男女兼用・ユニセックスと考えて大丈夫です。

ジェンダーレスやユニセックスで最近勢いのある国内ブランドだと、以下が挙げられます。

  • ATON(エイトン)

  • stein(シュタイン)

  • YOKE(ヨーク)

  • SHINYAKOZUKA(シンヤコヅカ)

  • MAISON SPECIAL(メゾンスペシャル)

これらのブランドのユニセックスアイテムは、当然ながら「男性でも女性でも着れるアイテム」だったり、「中性的に見えるアイテム」になります。
ということは、これまで説明したように「女性らしさが強調されておらず」「男性も着ている服で」「男女関係なくサイズ的に着れる」という特徴があると思います。

引用:stein公式サイト
引用:YOKE公式instagram

気になったらここで紹介した各ブランドのユニセックスアイテムを見て調べてみてください。

また、これらのブランドのアイテムは写真で見るよりも実物がかっこいいものばかりです。
どのブランドもUNIQLOに比べたら高価格でびっくりすると思うんですが、
気になったアイテムがあったら、購入しなくてもいいのでお店に行って試着してみるとよりファッションが楽しめるようになると思います。良かったらぜひ調べてみてください。


服のお店に行っても店員に絡まれるのが嫌だったり、行きたいけど雰囲気的にオシャレすぎて入りづらいなという方向けに、どう店員と接すればいいのか・どうしたら気軽にお店に入れるようになるのかをまとめた動画・記事も作成予定なので、良かったらぜひご視聴ください。


まとめ

いかがだったでしょうか。今回は男性が着てはいけない・着るべきではないレディース服について解説しました。

結構色々お話してしまったんですが、要するに女性らしさが強調される服を選ばなかったり、サイズに気を付ければ男性でもレディース服が着れるっていうことです。

レディース服が選べるようになると、服の選択肢が結構広がります。
そもそもレディース服の方がクオリティが高いのは、男性からするとシンプルに羨ましいですよね。この動画・記事を見て要点を抑えて、レディース服も楽しめるようになりましょう。

また、余談でジェンダーレスの流行が来てるよってお話をチラッとしましたが、僕は正直先ほど紹介したブランドぐらいしか知らないんですよね。
知ってる方だったり他にオススメがあるよっていう方は、良かったらコメント欄で教えてください。


コーディネイトについてはインスタにも投稿してます。
セールとかコスパいい服買ったけど、どう着ればいいか分かんないよという方、ぜひ参考にしてみてください。

https://www.instagram.com/tp_blog04/

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読んでいただいてありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。

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