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（時々動く怠慢な詩人）

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（時々動く怠慢な詩人）

  • 本日の空目

    タイトル通り空目の記録と展開

メートル

50メートル走ったわたしの顔には仮面が張り付いていた 30メートル走ったわたしの体には砂利がまぶりついていた 10メートル走ったわたしの目には風景が焼き付いていた 1メートル走ったわたしの足にはあなたがまとわりついていた そしてわたしはくたびれたスニーカーを 湿った紙面上空へと投げ捨てた

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    • 君がまるかっことじ

      A4くらい喋ってからいきなり 正方形な沈黙を持って来て まんまるな眼をふたつ重そうに持ち上げながら こっそり息を吐かないでくれ 君の沈黙は最終回までもう何度も見たんだ繰り返し繰り返し 君の口先が尖るテキストは刺さって取れない丸で終わるのに 言葉ってさと言いかけて なんでって聞かないで 僕はさ君にさいや別に 接続詞が助走をつけて助詞を引き連れ始める前に ちょっとだけ主語にしてもいいかな 動詞は僕がトレースしておくから

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      • 財

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        • ポエム

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        メートル

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