いなすけ

双極性障害の者です。 いろいろあったので、コツコツ書いてみます。

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双極性障害の者です。 いろいろあったので、コツコツ書いてみます。

最近の記事

【双極性障害とともに生きていく】やっとたどり着いた「無知の知」の入口

サッカーの本田圭佑さんが、あるインタビューでこのようなことを言っていました。 「そもそも日本の教育には無理がある」 「小学校、中学校、高校と基本的に右向け右でやってて、大学から個性とか強みを磨けとか個々を求めても普通に考えたら厳しい」 その通りなんです!世界のケースケ・ホンダが言うくらいなので、日本はそうなんでしょうね。 私もずっと思っていました。戦後の日本の教育は、特に公立校での義務教育は、「どんな家庭環境でも、みんなが標準的なレベルになるようしつける」ことが第一優先

    • 【双極性障害とともに生きていく】「無知の無知」〜給食なし、ブラバンなし〜

      自分が世の中のことを何も知らないことにすら気づけなかった「無知の無知」の時代が長らくありました。 私は関東の片田舎で育ちました。 実家にいた頃は、自分の生きている環境が世界の全てで、そこで常識とされるものは日本中で通用しているものだと思っていました。 今思えば、なんと狭い世界にいたのだろうと、自分の残念な生い立ちに嫌気がさしています。 唐突に感じるかもしれませんが、私の育った町には給食がありませんでした。これは誰からも驚かれます。牛乳は配布されていましたが、いわゆる給食

      • 【双極性障害とともに生きていく】遠野なぎこさんの告白

        玉置浩二さんのこともそうでしたが、女優の遠野なぎこさんのことも誤解していました。結婚・離婚を繰り返して、「この人、大丈夫なのかな」と思っていました。 先日のインタビューで、母親から受けてきたとても悲しくて辛いことを告白されていて、最終的に縁を切ったと知り、正直少し安心してしまいました。私も同じ思いをしていたからです。 私も両親、特に独善的な父親から著しく偏った価値観を押し付けられ、「マンガNG」「歌番組NG」「電車に乗っての外出NG」「映画NG」「ウインタースポーツNG」

        • 【双極性障害とともに生きていく】本当の自分がわからない

          私は双極性障害Ⅱ型です。障害者枠でパートタイマーです。出版社の編集部で事務をしています。 自分が生きていることにあまりに絶望していて、ダンナに勧められて、ここに記録しています。 今朝、ゆううつでしたが、会社に行けないほどではなく、出社すればなんとかなると思っていましたが、取材なのか怠けなのか分からないですが、いつもほぼ誰もいない編集部に出社して、やってもやらなくても誰もなんとも思わない作業をしている自分が、とてもかわいそうになってしまいました。障害者枠の立場なので仕方あり

        【双極性障害とともに生きていく】やっとたどり着いた「無知の知」の入口

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