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ID-POSで何が出来て何がかわるのか

ID-POSを活用する事により何が変わってくるのでしょうか?
またPOSと比較して、どう違うのかを簡単にまとめた内容が以下の図となります。

イントロダクション1

POSと違いで分かるひとつとしてリピート率があります。

図1

詳細は後のページで書いていきますが、リピート率が高い商品にはリピートする理由があります。
例えば「A」という商品が半年のうちのPOSが好調で半年後に全店導入したが全然売れなかった。それはなぜか?
話題性で購入した人が多かったが商品の質がよくなく継続して購入しなかった。
商品「B」は「A}の半分の売上だったが、半年後も一定の率で売れ続けた。
Bは一定のお客様が継続で買われているのではないか?等仮説が生まれます。この理由がID-POSでは明白にできます。

またリピート率の高い商品を判別できれば、その商品の新規顧客を獲得することによる長期期待利益は大きくなります。

また、同時購買では違いが出ます

(POS)  何と一緒に売れたか(同時購買)
(ID-POS) 何と一緒に売れたか(期間)

例えば基礎化粧の購入者は、一般的に補充購買(使い切ってから買う)と言われているので必ずしも化粧水と美容液を同時購買するわけではありません。

5月10日時点で化粧水しか買っていなくても、6月に同じブランドの美容液を買っていればこの人はブランド使いしているとわかるわけです。

ポイントカードの利用状況

ID-POSの基盤となっているのはポイントカードです。
ID-POSの情報はこのポイントカードの情報から得ているのでポイントカードの利用率がある程度高くなくてはいけません。

イントロダクション2


首都圏は、たまたま通りがかっての購入が多い為、カード利用率は下がります。またライバル店の少ない地方では逆にカード利用率90%以上もめずらいくないと言われています。

全体のカード利用率といってもカテゴリー別にみると女性比率の高い化粧品、ベビー用品は80%以上に及ぶことも少なくありません。
これに対し男性比率の高い避妊具や男性化粧品などは50%台に落ち込む可能性もあります。この場合半数のお客様のデータは分からないという事になります。
一般的にカード利用率は男性より女性の方が高いと言われています。

なので正確なデータを得る為に最低70%出来れば80%以上の利用率を確保したいのです。

このポイントカードの利用で、ID-POSの壁となっているのがカードのファミリー使いです。
同じカードで家族全員が使いまわすケースも多い為、この使い方によってデータが曖昧になる可能性があります。
課題ではありますが、基本的にはカード登録者がメインで来店していると予測される為大きな問題ではないと考えられています。



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