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自分のアイコンの変遷を振り返ってみる

インターネットにリモートワークで、最近は自分の顔以上にアイコンが自分の顔と化してる気がしてます。顔を見てわからなくてアイコン見て納得する人いっぱいいますもんね。そんな自分の顔だからこそ気に入ったものを使いたいし、自分だけの自分っぽいものを発信したい!そうなると自分で作るしかなくなるわけです。ということで、もう7年も手を変え品を変え作り続けてきた自分のサルのアイコン。最初は下手っぴないたずら書きだったものが、今ではLINEスタンプや3Dモデルなど色々な形のカワイイに変化してくれています。そんな様々なツールを経たアイコンの変遷を振り返ってみようじゃないかという非常に個人的でミニマルなプロジェクトのはじまりです。


アイコン/キャラクターのコンセプト

はじまりは自分の名前をもじった「tomonkey」をサルのキャラクターにすること。元々ゴリラいじりなどをされていた時期もありサルとの親和性は高めでした。また、キャラクターのチャームポイントは眉毛とホクロで、これまた小学生の頃に眉毛繋がってると鼻の下のホクロを散々いじられたポイント。ある意味自分らしく顔を描く時に描く癖がついている自分のキャラ化に外せないものでした。こうしてはじめからずっと変わらないコンセプト「眉毛が繋がっていて鼻の下にほくろがあるサルのキャラクター」が生まれます。
一方、お名前は2019年にブログを始める際に今までと違う名前を使おうと「とザル」を使いはじめ、結局分けて隠す意志がなくなったため「とザル」を正式名称として使うことにして変更されました。いや、扱い的には2つ名前があるって方が近いのかもな。

アイコン確定以前

そもそもサルのキャラをアイコンとして使おうと思っていなかった時期です、キャラクター構想自体は中学生の頃にはあり、時々いたずら書きの中に登場していました。しかし絵は下手なので教科書のいたずら書き以上にはなりません。下の画像は高校時代から大学時代に書いたもの。

アイコン確定以前のとザル(2015〜2018/シャープペン)

はじめてのアイコン

Twitter開設に伴い制作した初のアイコン(2017.10/PowerPoint)

大学に入り、PCを触わるようになったことで創作がグッと身近になりました。ということではじめてのアイコンは、Twitterでのはじめての発信の時に必要になったから作ることに。制作ツールはPowerPointです。PowerPointの図形の組み合わせでイラストを描けるという事実は、不器用でいい感じに線が引けない僕にとって大きな革命でした。今まで絶対にできないと思っていた絵を描くことを実現してくれる最高のツールになってくれたのです。それでもまだ細かい顔などを描くことは無理だと感じ、シルエットで誤魔化してます。当時はこのロゴが走るアニメをパワポで作ったりもしました。パワポ好きはここから始まった。

フラットデザイン寄りなアイコン

とザルのキャラクター原型となるアイコン(2019.1/Illustrator)

様々なものをパワポで作ってきたけれどこれじゃ物足りないと、遂にAdobeCCを導入。それをきっかけにイラレを使いながら作成したのがこのアイコンです。当時ピクトグラムなどにハマっていたことからフラットデザインっぽい雰囲気のアイコンになりました。ミニマルな要素でまとまってて歴代で一番アイコンっぽさがある気がします。このアイコンを作ったことで、キャラクターの顔の形や色などの大まかな要素が決まったオリジナルとも呼ぶべき大切なアイコンです。このアイコンにするのと同時にTwitterなどの名前をtomoからtomonkeyに変更しました。

note用のありがとうバナー(〜2021.9)

キャラクターとしてのとザルの登場

最新版の手書きアイコン(2022.10/ ボールペン)

お隣の大学のデザイン学部のデザイン思考の授業を受講し、そこでデザイン学部生がさらさらイラストを描く様子やグラレコの概念に衝撃を受けます。すごい、カッコいい、描きたい!PCで図形を組み合わせてイラストをかけると気づいてから2年、この頃までにさまざまなイラストを作っていたため、ボールペンの手書きでもすごく単純なイラストなら描けるようになっていました。単純な図形をどう組み合わせたらそれっぽいかは散々やってきたわけです。そこからボールペン絵を練習していく中でキャラクターとしてのとザルが誕生します。以来、何かとある度によくこの子を描くようになりました。

手書きの簡易イラストを覚える/基本要素の統一(2019.10/ボールペン)
note開設に伴い用意したホーム画面(〜2022.9)

iPadによる急速な発展

iPad導入に伴う急激なキャラデザの進化(2019.12/ Adobe Fresco)

これまでのアイコン変遷の中で最大の転機はこのタイミングでしょう。手書きノートのデジタル化を目的にiPadを購入したのです。もちろん、お絵描きをするようになり欲しくなったのもあります。iPadの導入によって僕の絵は急激な進化を遂げました。これは、やり直しや透明色などのデジタルイラストの恩恵を初めて受けたからですね。何よりどんなペン使っても手がぐちゃぐちゃにならないのが嬉しすぎた。ということで絵を描く楽しさというのを10数年ぶりに思い出し、たくさん描くことでイラストのタッチがどんどん変わっていきました。

iPadで使用している壁紙(2019.12〜)

初のイラストアイコン

初のイラストアイコン(2020.7/ Adobe Fresco)

それからしばらく経ち、何度もイラストを描くうちにたどり着いた、コレだったらアイコンにしてもいいかなと思えたイラスト。それがこの子です。やっと顔を可愛く描けるようになりました。ここまで遠かった。現在のキャラクターデザインの元となっているアイコンであり、何かといまだに参照してます。2021年1月にTwitterアイコンをこの子に刷新し、名前をtomonkeyからとザルに変更しました。

PC / iPhoneの壁紙

最新のアイコン

リファインをした最新アイコン(2021.4/ Adobe Fresco)

大学院進学で関わるコミュニティが変わるのをきっかけにリファインしたイラストアイコンです。サイズの変更等に耐えられるようにベクターデータに変更しました。更にこれを機に全てのSNSアイコンを統一して、このキャラを見れば自分だとわかるようにしました。自分の顔として運営していくことを心に決めたアイコンです。

LINE絵文字化

LINE絵文字化(2023.3)

自分が発信するものは自分っぽくあって欲しいという想いからずっと作りたかったLINEスタンプ。表情差分の作成に戸惑ってなかなか作れなかったのですが、ある日突然描けた、やったー。LINEやSlackで自分がよく使うスタンプを参考に作成したのでお願い系が多かったりします。せっかくなら文章中にも付けたいと絵文字にしました。自分が使う想定しかしていないので他の人が使ってると全力で照れます。
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イラストは全40種類!(2022.9 / Adobe Fresco)
noteのホーム画面もリニューアル(2022.10〜)

3Dモデルへの挑戦

3Dモデルの完成、VRM化(2023.4 / Blender)

アイコンに並行して、ずっと挑戦していたのが立体化。初めて挑戦したのはイラストアイコンが完成した直後でした。2020.8、2021.8と2度挑戦するも最後まで完成させるにはモチベーションが保てないクオリティで断念します。その後、2023.2に別のアバターを制作したことでアバター制作欲が再燃。2023.4、遂にVRMモデル化まで漕ぎ着けました。表情のシェイプキーも付けてあります。カワイイ。

表情も付いてます
3Dモデルへの挑戦 (2020.8, 2021.8, 2023.3/ Blender)

これから作りたいもの

これから作ろうとしているものの例:えほん

とりあえず3Dアバターの利活用をしたいですね。GPTと物語を作りながらアバターと絵本を作ったり、3DモデルのLINEスタンプを作ったりはしたいと思っています。あとは、いい感じに出来てくるなら、AITuber的なキャラクターとして独立していく方向を目指してみてもいいかも。というのは半分冗談ですが、先のことはわからないです。でも、こうして振り返ってみると、自分が新しい絵筆に出会った時には必ず自分のアイコンはより良い方向へと進化していっているわけで。自分を象徴するアイコンとして、これからも様々な技術を習得するたびに様々な進化をさせていきたいなと感じました。

note用のありがとうバナー(2021.10〜)

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