【初めての株】超入門編

 今回は超初心者さん向けに、初めて株を買います!何を見てどんな株を買ったらいいですか!という時に是非とも知っておきたい銘柄の探し方をお伝えしたいと思います。
 勉強を始めたはいいけど、みんな高度な情報戦を繰り広げていて全くついていけないという方、まずはここから銘柄探しをしてみてはいかがでしょうか。

 可能であればといたうん流決算の見方(リンク)とセットで見ていただければと思います。

■上げトレンド/下げトレンドを知ろう

 株のこと何も知りません!という人について、まず最初に知っておいてもらいたいのがトレンドの見方です。
 上げトレンドに乗って、下げトレンドで降りる。これを意識するだけで超初心者は脱出できます。簡単だけどとっても大事なことなので、是非最初に身に着けてください。

・トレンドの見方

 判別はとっても簡単で、高値もしくは安値が切り上がっていれば上げトレンド。逆に切り下がっていれば下げトレンドです。

図1

 上げトレンドは例えばこんなのです。高値/安値のポイントがどんどん高くなって行っているのがわかると思います。このようなチャートを見つけたら、ここの安値の次の日とかを狙ってみましょう。
 逆に高値/安値を切り下げたりした場合は利確を視野に入れるようにしましょう。
 極力月足、週足、日足、時間足、分足などを組み合わせて見て、買いの根拠を複数積み重ねて、勝率の高いポイントを探しましょう。

■節目を意識しよう!

 投資家の心理を想像しましょう。上がっている銘柄があったとして、利確ポイントをどこかに設定しようとなった場合、何かの目安となるポイントを設定すると思います。そのポイントが節目となります。
 従って、節目を起点に反発したり、もっと言うと上げトレンドだったのが下げトレンドになるようにトレンド転換するポイントとなったりするので、是非とも普段から気を付けて見るようにしてください。

 節目は色々なものがあるのですが、今回はその中でも特に簡単に見られる3つを紹介します。今回挙げたもの以外にも色々と節目になりやすいポイントがあるので、これらを身に付けて余裕があるようであれば少しずつその節目を覚えて使えるようになるといいと思います。

・株価の節目

図2

 まずは株価。これはとてもシンプルで、株価3000円近辺で反発しているのがわかるかと思います。これはみんな3000円切ったら買いだ!と考えてトレードしていることがわかるかと思います。

・過去の高値/安値

図1

 こちらは週足チャートですが、上げ/下げが過去の高値や安値を目安にトレンド転換しているように見えます。このようにして、過去の高値/安値が意識されてその近くで反発することが多いです。ちなみに、上値で反発するライン(画像のピンク線)を抵抗線、下値を支えるライン(画像の水色線)を支持線と言います。

 また、節目は抵抗線、支持線どちらにもなり得ます。これまで抵抗線と機能していたラインを抜けたあとに、その抵抗線が支持線となって支える場合もあります。これをロールリバーサルと呼びます。

・移動平均線

図4

 こちらは25日移動平均線が節目になっている例です。銘柄によって13週移動平均線が節目になったり、50日移動平均線が節目になったりするため、色々な足、色々な移動平均線を見て、これが機能していそうというのを見つけるようにしてください。

■出来高はとっても大事

図2

 出来高の増加は、何かしらの思惑や材料があって注目されたところや反転のタイミングで生じます。つまり、出来高増は何かしらの動きが出る、または出たサインとなります。さらに大きな出来高を伴う上昇/下落だったりピンバーなどは確度を高める要素だったりするので、是非とも気にしてみてください。

■株はとにかく勉強

 株はとにかく勉強です。毎日ニュースを追いかけたり、各国の指数をチェックしたり、チャートノックをしたり…本当に色んなところを見て自身の考えで稼いでいくものです。なので、わからないことがあったらGoogle検索するなど調べる癖、学ぶ癖をつけましょう。ここら辺がルーチンワークとしてできない人は相場の世界で生きていけないと思ってください。相場はすべて自己責任です。きちんと勉強して自分の考えでトレードするようにしましょう。

※ダブルボトムって何?みたいな検索すればすぐに出てくるようなことを聞いたり、〇〇って上がりますか?まだ間に合いますか?みたいな投資判断を他人に委ねるような質問は嫌われますのでご注意を。

■今回のまとめ

1. 上げトレンドを買って、下げトレンドは手を出さないを徹底する。この時月足、日足、5分足…色んな足を見るのを忘れずに!

2. 株にはいろんな節目があって、投資家がどこを見ているのかを予測して今後の値動きを予想しましょう。

3. 出来高増は投資家が注目している証。そこで出るシグナルを見逃さないようにしましょう。

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