■ 棚原比嘉家の土帝君 ■

画像1 棚原の土帝君は、棚原のノロ殿内下側にある比嘉家の空き屋敷内にあります。祠は屋敷内の右手奥にあります。この土帝君は、比嘉家の当主が200年前、首里の西ムイ(儀保付近)からフトゥキ(仏)を持ち帰ったのが始まりとされています。祠には神体として夫婦をあしらった赤褐色の陶製の神像が安置され、前面には陶製の香炉が置かれている。
画像2 五穀豊穣と子孫繁栄の神とされる土帝君は、かつては旧暦2月2日のクッスキーと5月4日のグングァチャーに祭祀が行われていましたが、いまでは旧暦2月2日の祭祀行事しか行われていないそうです。

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