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冬虫夏草に関するツィート
おはようございます。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2018
ハダニベニイロツブタケと思われる冬虫夏草です。カイガラムシから出てくる数mmほどしかない、とても小さな冬虫夏草です。豊田町の華山などで見れます。 pic.twitter.com/XsDs7sBmku
冬虫夏草について①
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 13, 2019
今週末に冬虫夏草の観察会がありますので、簡単にこの”きのこ”について紹介します。冬虫夏草は虫に寄生する”きのこ”で、種類によって寄生する昆虫はある程度決まっているようです。
蛾だったり(②)、蟻だったり(③)、カメムシ(④)だったり、種類によって色々と違います。 pic.twitter.com/18sH7y72xc
冬虫夏草について②
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 13, 2019
冬虫夏草には大きく2つのタイプがあります。
一つは『完全型』と呼ばれる有性生殖するタイプ(写真①)で、もう一つは『不完全型』と呼ばれる無性生殖するタイプ(写真②)です。
両者を見比べると、前者は結実部がイボイボなのに対して、後者は粉で覆われてます。 pic.twitter.com/Q4yDaoNK6P
冬虫夏草について③
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 13, 2019
冬虫夏草を探すときは、土の表面を舐めるように見渡して、落ち葉の隙間からひょっこり飛び出している頭を探します。よ~く目を凝らして探していると運よく落ち葉の隙間(写真①)や石の隙間から頭を覗かせているのです。時には同じところに複数ある時もあります(写真②)。 pic.twitter.com/rS61Jkfqen
冬虫夏草について 最終回
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) June 13, 2019
冬虫夏草を取り出すのは、案外大変です。朽木の中から出てくるタイプであれば、朽木ごと取り出して冬虫夏草を取り出さないといけないし(写真①、②)、土の中にいるのであれば切れないように慎重に掘り出さないといけません(写真③、④)。
なかなか根気がいるのです。 pic.twitter.com/5Y1IjHcnir
どうでもいいことですけど、当館では平仮名で”きのこ”と書く時とカタカナで”キノコ”と書く時があります。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) February 9, 2021
平仮名で書く時は子実体のことを指し、カタカナで書く時は菌糸も含めた全体を指してます。
これは、菌類の師匠に教えて頂いたことを守っているだけで、一般的な使い分けかどうかはわかりません pic.twitter.com/zIJRZInQKS
近くの山に行くと葉の裏に葉脈を噛んで死んでるアリがいる(①)。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) October 15, 2021
これは冬虫夏草に噛んで死ぬように仕向けられたアリで、来年の春頃にその冬虫夏草が出てきます(②)。
ハリガネムシも同じだけど、来年まで葉から落ちないように冬虫夏草はどうやって葉脈を噛ませてアリを死なせるのか、、不思議。 pic.twitter.com/CxDiz058Wy