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最近、植物の展示を作り直した。これまでは、標本が取り出しずらかったけど、それをB4サイズのアルミ額の中に入れて、これを入れる棚を作ることにした。
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これで、植物標本を見やすく展示できることになったので、これから少しずつ増やせていけそうだ。
植物標本を作る時に気をつけないといけないことは、すべてが同じ向きになってはいけないことである。つまり、すべての葉が表を向いていては、裏が見たい時に見えないので、種名を調べる時に困るので、葉の裏も見せるようにしないといけない。そんな癖がついているので、昆虫標本を作るときも最近では、左右対称に標本を作るのがどうも納得がいかない。どうして、左右の脚を同じ形にする必要があるのか?また、ガなどはなぜ左右の翅を広げるのか?納得がいかない。だから、自分で作る標本は左右で見える部位を違えるように作るので、綺麗な標本を好む人が見たら汚い標本と思われるかもしれない。
展示する昆虫標本にしても同じである。なぜ、同じ種類を同じ向きに展示するのか納得がいかない。だから、同じ種類を数個体展示する時はどちらかは違う向きに刺すようにしている。
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また、展示する種のラベルも、種名だけを書いても全然わからない。だから、スペースのあるところであれば、種名の他に、生きている時の写真、詳しい解説、形態説明などを書いたラベルを付けるようにしている。
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でも、前掲の昆虫標本のように種名ラベルを大きく掲示できない場合は、せめて、その種の簡単な説明を付けるようにしている。
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標本を人に見て貰う場合は、なるべくさまざまな視点から見て貰えた方が、同じ標本でも、味わいが濃くなる気がする。ただ、見る人によっては、標本がまっすぐ刺せていないし、変な説明がラベルに書いてあると思われるかもしれない。
まぁ、仕方がない。