![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137582038/rectangle_large_type_2_8af2cc1168bd3415bca8eb945e3de503.jpeg?width=1200)
春季テーマ展『身近なマメ科植物と根粒』
《次回テーマ展のお知らせ》
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 10, 2024
春季テーマ展は『身近なマメ科植物と根粒』を予定してます。
マメ科植物は根粒を持ち、そこで根粒菌と共生して空気中の窒素を栄養に使います。
身近なマメ科は色々いますので、種類によってどんな根粒をしているのか調べてみようと思います。
さて、勉強はじめよう。 pic.twitter.com/Bed2KzbMVU
とりあえず、敷地内に無数に生えているので、カラスノエンドウを採ってきて、根粒を見てみました。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 11, 2024
1本のカラスノエンドウに結構いろいろな形でついていました。
この中に根粒菌が住んでいるようなので、次は根粒菌をみてみましょう。
土の中にこんな面白い物があったとは、、面白い。 pic.twitter.com/Q6qRystbGK
次々とやって来る事務仕事の合間にカラスノエンドウ採ってきて根粒を潰して根粒菌を観察してみました。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 12, 2024
このウニウニ動いているのが根粒菌なのだろうか?
メチレンブルーで染色してみたけど、さっぱり、わからない。
さて、今夜は星の観望会。生物顕微鏡から天体望遠鏡へhttps://t.co/uYR6b3M9f2 https://t.co/dTgeSCjKcT pic.twitter.com/1KKnqCfPld
今日はスミレの観察会(https://t.co/uYR6b3M9f2)の前後にマメ科植物を探して根粒を観察・撮影・標本に。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 13, 2024
苦労してフジの根を掘って根粒を見つけた(写真)。ネムノキのも見てみたい。
マメ科以外のソテツやマツやヤマモモやらの根粒も見てみたい。
たぶん、みんな違う。
目指せ身近な根粒図鑑。 https://t.co/dTgeSCjKcT pic.twitter.com/seezKmBcMe
マメ科の花ふさふさタイプ。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 14, 2024
オジギソウ(①)、ネムノキ(②) https://t.co/pzTNZpl8I5 pic.twitter.com/zpPeBpscr8
カラスノエンドウ(写真①)とスズメノエンドウ(②)、そして、その中間の大きさで花の数なので、カラスとスズメの間ということで、カラスのカとスズメのスの間で、カスマグサ(③)らしい。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 15, 2024
それなら、カスマノエンドウでは?と思う。
ヘイケボタルもゲンジとヒメの間なので、ゲヒマボタルになる。 pic.twitter.com/ZvUSpccrxQ
根粒菌が窒素を使うためには窒素固定酵素のニトロゲナーゼを使います。でも、これは酸素が苦手です。
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) April 16, 2024
しかし、根粒菌も植物も酸素が必要です。そこで、根粒の中には酸素を減らしつつ酸素を供給するためにレグヘモグロビンというたんぱく質が作られます。
だから人の血液のように根粒の中は赤っぽい。 https://t.co/RXwcmCPsAI pic.twitter.com/FEl1y140o6