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最近、不思議に思うことがある。

それは、わざわざ当館まで私に用があって来てくださる方がいるのだけど、私がいるのかどうかを事前に確認せずに来るから、私がどこかに出ていたり、休みだったりして会えないことが多々ある。

これが、私にとっては不思議で仕方がない。

私の場合、物やデータがすぐに出て来ないと嫌なので、いつも整理してすぐに出せるようにする癖があるのだけど、これと同じで誰かに会いに行くときは相手とすぐに会えないと嫌なので事前にアポイントメントは必ず取るし、会う当日も「今から〇〇を出るので、たぶん〇〇分後にそちらに着きますから、よろしくお願いします」といった電話をしてから出る。そうすると、相手の時間も無駄にせずに済むし、私も要件がすぐに済ませて帰れるから、お互いにとっていいことばかりだと思っている。

ただ、私に会いに来る人はだいたいそのような連絡をしてこない。

別に、これは批判しているわけではまったくなくて、自分にはない考え方なので不思議でしょうがない。

当館が風光明媚なついでで行けるような場所であれば、全然理解できるのだけど、こんな山の奥地の奥の田舎までわざわざ来るというのは、大変な労力であろうと思う。そして、私にたぶん何かしらの用があるのだろうけど、せっかくこんな奥地まで来たのに用を済ませず帰る羽目になる。

もしかしたら、私に会いに来る人たちは、私がここに住んでいて常にいると思っているのだろうか?または、私が何人もいると思っているのだろうか?などと、不思議に思ってしまうのである。

私にとっては、世にも奇妙なお話しだ。