カニムシに関するツィート 13 豊田ホタルの里ミュージアム・下関市立自然史博物館 2023年3月5日 12:20 ここにはカニムシに関するツィートをまとめています。カニムシ はじめにそいえば、カニムシについてこれまでほとんど説明していなかったので、簡単にご紹介してみます。カニムシはクモやサソリの仲間でして、一番前の付属肢が鋏角というハサミになってます。肉食で触肢の先端から毒がでます。体長は1-8mm程度で、人には害ありません。歩脚は4対。 https://t.co/xeTI3O4UiC pic.twitter.com/QZc7piTvIg— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ その①カニムシは国内から70種くらい見つかってまして海岸から森、家の中までと多様な環境で見られます。特に森の中には多いですが、アカツノカニムシのように冬しか見れない種がいたり、トゲヤドリカニムシのように樹皮の裏にいたりと時期や場所でも生息している種類には違いがあります https://t.co/XJyLVibBlg pic.twitter.com/6keVbzETQz— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ その②カニムシの雌雄の区別の方法は腹部を見るとわかります。雄には腹部に精包を出すための大きな生殖孔があいていますが(写真①、②)、雌には孔は見えません(③)。また、体の大きさが雌の方が大きい場合も多く(雄が小さい場合もある)、雄がいない種もいます。 pic.twitter.com/DPWaspYQLa— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ その③カニムシの成体と幼体の区別の方法は、触肢の動指にある大きな感覚毛の孔の数でわかります(写真①)。つまり、1齢幼虫の時は1つ、2齢では2つ、3齢では3つ、そして、4つあれば成体です(②)。 ただ、幼形成熟の種類もいて(③)、その場合は3つでも成体です。 pic.twitter.com/t0tS17E0b2— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ その④カニムシの心臓は他の鋏角類と似ていますが、大きな違いはガラス繊維のような組織で体の浮いている点です。また、内臓は中腸が大きく、それに複数の袋が付属してます。ザトウムシの内臓に似てます。脳は頭胸部に大きなのがあって、カブトガニのような食道が通る孔は開いてません pic.twitter.com/w9iEarpvnr— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ その⑤カニムシの気門は腹部の脇に2対開いています(写真①)。そして、そこから総状気管が体の中に細い管として伸びます。触肢の気管は太い。あと、カニムシの特徴は鋏角の先端から糸を出すところです。糸で巣(②)や産卵床を作ります。この糸はとても繊細で綺麗です。 pic.twitter.com/YgoYFoV59A— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシ 最終回カニムシの説明はキリがないので、このあたりでやめておきます。もっと詳しく知りたい方は、自然ガイドシリーズNo. 56, 71、77、83、90、98、104、114https://t.co/KHKaWOpL6Dカニムシの生態について↓https://t.co/nv2oOecWqlカニムシの口↓https://t.co/EtpWkQEu2c— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 5, 2023 カニムシがトビムシを捕らえて食べるところが撮れました。食べてるときくらい、じっとしたらいいのに歩き続けていました。 pic.twitter.com/gUmXh6BZAe— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) March 4, 2023 ダウンロード copy 13