この時期は、秋風の中キンモクセイの甘い匂いが漂っていて、少し嗅ぐくらいだといい匂いと思うが、ずっと嗅いでいると飽きてくる。
また、この時期は小学校や幼稚園などの団体が毎日のように来館してくれる。
だから、そのための教材を作ったり、スライドを作ったりする。
今日は幼稚園児60名に身近な危険な生き物について話さないといけなかったので、スライドを作って実際の生き物などを見せながら説明した。幼稚園児に向けたスライドはどういうのがいいのか色々と考えたが、やはりわかりやすい絵と写真だけにすることにした。
こんな感じ↓
これらのスライドを出した後にその関連の身近な危険な生き物の写真や映像を出しながら説明して、ヒキガエルなど生きた危険な生き物などを見せて周るとキャーキャー言っていたけど、わかって貰えていたらラッキーだ。
人に伝えるのというのは、とても難しい。
また、団体が来る時は、団体と団体の間に、他の作業が集中してできない。それは、次の団体が早く来るかもしれないし、遅く来るかもしれないから、今やっている作業をどの程度やっていいかわからなくなるからである。
だから、最近では、その他の作業ができない団体と団体の間の隙間の時間に、このnoteでこのようなエッセイを書いたり、妄想アマガエル日記という小説を書いたり、タイムラプスで色々な映像を撮って見たり、パラパラアニメーションを描いてみたり、調査道具を作ったり、次の団体の教材を試行錯誤しながら作成したりしている。
それらは、短時間で作業するだけでできるので、隙間の時間にするのにちょうどいいのである。
小説(妄想アマガエル日記)というのははじめて書いたが、不思議なもので書き始めるまでどのような話しになるのかまったくわからないで書き始めるが数分で書き終わる。そして、書き終わってみると「へぇ~、そんな話しになるんだ~」とか、「へ~そんなキャラクターが出てくるんだ~」とか、「へ~そんな性格してたんだ~」と書いている自分がもっとも驚く。
また、アニメーションも最初は1枚の絵に50種のホタルを描こうと思ったけど、止まったホタルを描いても面白くないと思い直して、1種づつ動きを含めて描くことにしたらこの形になって、イラストを動画にしてみると思ったようにアニメーションになっているから、自分的にとても面白いと思ってき始めた。
隙間の時間に何かすると、その時間的な制限が何か新しいことを気づかせてくれるような気がする。そして、不器用な私に人に伝えるというとても難しい技術の引き出しを少し増やしてくれるような気もする。
だから、忙しい時こそ、隙間の時間を大事にしていこうと思う。